「離婚とそれから」について | a lace KIRIE 蒼山日菜のブログ
2011-08-26 18:08:03

「離婚とそれから」について

テーマ:ブログ
日本にいた時に、朝日新聞さんの取材をうけました。
今回は切り絵のインタビューではなく、私の「離婚をした親と子」について色々語りました。

http://digital.asahi.com/20110823/pages/shasetsu.html

私は、どちらも当事者。

両親が離婚して、自分で母方に行きたいと志願し、そうなった。そして、離婚をし、慰謝料をもらわず私たちを育てた母の苦労を知ったのです。
もう一つ、恨みつらみが、子供に行く。父親の悪口を聞かされ、8歳の私はそれを鵜呑みにし、父が会いに来ても、突っぱねて、おばあちゃんが他界したと知らせに来た日も、「気持ち悪い!知らない!みんな嫌い!」と父に言ってしまった。最愛の母を亡くした父は、それはショックだったと思う。おばあちゃんは私を本当に可愛がったから余計ですね。

あとで大きくなってジワジワとその事を思い出すと、私はなんて酷い人間なんだろうと今でも自分を責めています。

そして、母とはずっと疎遠です。母はスペシャルな人間です。子供に情はありません... 
どちらにしても、8歳の私たちに選択の余地はなく、この父か、この母か。

そして、自分の離婚。
私は両親を反面教師に持ちました。

ずっと離婚したかった....。

あまりその理由は話しませんが、テレビ出演をし、切り絵の仕事が忙しくなって私が充実してるのを見て、今度は逆に夫の嫉妬(男性スタッフや仕事で関わる男性への嫉妬など)と独占欲がどんどん醜くなり、私は小さな鉄格子の中で過ごすようになってました。疲労はピークだった.... 仕事はこなさなくちゃいけないけど、旦那さんのご機嫌をとったり、家事一切をやったり、息子を遊びに連れて行くのは私だけなので、一挙になんだか子供が二人、一人は40歳のとんだ反抗期。もう限界が来ていました。

元々息子を全然可愛がる事がなく、家庭的ではなかった主人。息子と口を利いた事は何度あるかなぁ。
だっこは、一度きり。必ず息子の学校の休みとはズラして月火休みをとっていました。

そのくらい息子に「嫉妬」をしていた人だったのです。

誤解があるといけませんが、仏人だからという訳ではないです。彼の性格と、彼の生い立ちからなるもの。
彼の父がそうだったそうです。

私はその分、父親もやりました。キャッチボールだって一緒にしたし、山へも行ったり、あちこち連れて行った。
本当に、10何年も、母子家庭と同じでした。

なので息子は父親に情が全くない....

それでも私は「幸せ」でした。自分に起こる嫌な事は一切隠して、「幸せですよ!」と暗示をかけた。息子のためです。全部。

だから装ってるのではなくて、そう自分に暗示をかけたので、周りからはすごく幸せに見えたはず。
だけど、友人たちからは「離婚すると思ったわ...」と(笑)

彼の性格をやっぱり仲良しの友人たちは知ってますから。

息子は私に対して「がんばってるな」と思ってたようですが(苦笑)

龍が18歳になったら、離婚をしたいんだ。と息子に相談したら、息子が今からすると良いよ。と言ってくれました。

でも、私は自分の両親のようにはしたくない。

なので、離婚はしましたが、前夫は近所に住み、色々反省もし、息子の世話を任せたりしています。
まぁ息子の話を聞くと、家政婦を雇った方が良いかな。と思う現状ですから、以前とあまり変わらないですね、、。
彼、反省した振りをしてる??のかもしれないけど、そういう私の気持ちは息子には言いません。

息子が父親を見て自分で判断すれば良いと思う。でも、近所に住んでいて、一緒に食事をしたりというのはちゃんとした方が良いな。とも思います。

ただ、息子はもうすぐ18歳です。
親離れする年でもあり、息子は

「ボクが大きくなるまで離婚我慢してママありがとね。これがボクが10歳とかだったらかなりショックだった... 例えパパが好きじゃなくても、環境が変わるってショックだもの」

うん。私も同じ経験がありますから。気持ちがわかります。

でも個人差あります。子供の性格は皆違いますが、
ただ言える事は、親の喧嘩に子供を巻き込むな!という事かな。

私は息子の目の前で前夫との口論を聞かせた事がなかったです。

かならず寝室に呼び出した(笑)

でもこれは前夫のお兄さんに学んだ事です。

子供たちを恐怖にさらすな。子供たちは親の喧嘩は嫌いだ。親を見本にして育つのだから、いつでも子供の前では大人でいろ。

そんな風に言われた事があります。この言葉だけはありがたかった。

子供たちに悪口を教えるのは決して良くない事。
自分の目で見て判断する力は子供なりともあります。
逆に子供の方が正しい判断が出来る事だって沢山あります。
私は恥ずかしいくらい龍に沢山の事を学んでいます。今ももちろん^^

子供は自分たちのお腹を借りて産まれて来たけど、おもちゃやお人形や独占出来る何かではなく、「一個人」であることをちゃんと理解してご離婚考えてもらいたいなと思います。

離婚をするなという事とは違って。まぁ私も離婚してますから^^;

元々他人です。一方が思いやれなくなり、勝手をするようになれば、一方はそれを我慢する。吐き出すところがなくなれば、一緒にいるのが苦痛になってくるわけです。話し合っても話し合っても一方が自分のわがままを貫くなら、喧嘩になり、覚悟はしてもらわなくちゃいけません。
譲り合いや労りを忘れ、お互いを「理解」したくない、してない、しようとしない。そんな状況になったら、一緒にはいられませんよね。

ですが、子供を授かった、もしくは「出来ちゃった」って自分が産んだ子です。責任は産んだ側にあるわけですから、子供を柔らかいクッションの上で育ててあげてください。そう思います。

子供をほしくて産んだ方は、子供は一個人で、私有物ではないという事をちゃんと把握しなくてはいけないと思います。どうしても、子供では判断出来ないだろうから。と頭から決めがちですが、そうではないと思います。
子供だって同じ人間、意見があります。他人を使って相談させたって良い。子供の本音に近づいて色々考えてほしいなって思います。

親だとね、私もそうでしたが、「良い子でいたい。母に褒められたい」一心で、本心とは裏腹の事を言う子だっていますから、他人を使うのは良いかと思います^^
そして、心にもない事を言うのも子供。大好きなのに、「大嫌い」というのも子供。

見極めは大変だし、子供の性格によっては色々ですよね。

もう一つ、「わからないよ...ボクに聞かないでよ....」とまだまだ判断するには幼い場合。(精神的に)
判断出来るまで待つ。と言う事も、子供への思いやり。
柔らかい環境で育ててほしい。そう思うのでした。

ただ言える事は、そういう子供の感情うんぬん関係なく、離婚するなら、なるべく両親そろっていた時とあまり変わりのない生活を目指してほしいなと思います。
子供にとってご両親は、唯一です。代わりはいませんし、「選べません」から...。そう思います。

フランスは有無を言わせず、裁判所で「週の半分は父、半分は母ね」となります。
財産はパッカリ半分こ。
理不尽だろうかなんだろうが、そう言う事(笑)
と言われます。

そして子供たちがなんと大人なんでしょう。というくらい理解がある.....
もちろん不服もありますから、色々息子の友人たちからも聞かされますが^^;
でも、日本の「絶対会わせない、二度と会わせない」システムより断然子供たちは嬉しい!

それが良いんだと思います。(財産は分からないけど、、)

みなさんはどう思われますか?

フランスは法がちゃんとそうしているから成り立ってるんですよ。
なければ、日本と同じでしょう....

でも、その法のおかげで、子供たちへのダメージは最小限です。








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