⬇︎前回のお話
目をキラキラさせながら
「あ!あ!」
と、胸を指さしたので
「いいんだよ?
もう我慢しなくていいんだよ!!」
そう言うと
両手をいっぱい広げながら駆け寄ってきて
私の胸へと飛び込んできた。
そんなひゅうちゃんを
ギュと抱きしめると
ひゅうちゃんは
「本当に飲んでいいの?」
そんな顔で私を見つめて
なかなか飲もうとしないので
「いいよ!いいんだよ?」
そう私が言うと
ひゅうちゃんはゆっくり顔を近づけて
「ゴクゴク…」
と、ちょっと飲んでから
ニコと笑った。
その笑顔が
可愛いくて…
愛おしくて…
大切すぎて涙が出た。
それと同時に
ひゅうちゃんは勢い良く飲み出し
固まっていた物が
スルスル溶ける様に
胸の詰まりが
ラクになっていき…
「はぁ〜」
と、安堵のため息が
こほれたと思ったけど…
つづく⬇︎
https://ameblo.jp/hinaako/entry-12624961849.html