アントロキノノールを実際に飲んでいる人の口コミをまとめました。
体験談を読むと、効果を感じている人もいるので試してみてもいいかもしれないと思えてきます。
ですが、すべての人に効果があるのは難しいのではないでしょうか。
アントロキノノールを飲んでいる人の口コミをいくつか紹介します。
アントロキノノールの体験談
アントロキノノールを飲んでみた人の口コミをいくつか紹介します。
まずはよい口コミから。
アントロキノノールの良い口コミ
末期の肺腺癌で脳にも転移していました。
抗癌剤と高濃度アントロキノノール含有エキスを併用して治療を行いました。
2か月後に肺の癌が消失、さらに1ヶ月半服用を継続したところ脳のがんも消失。
その後は高濃度アントロキノノール含有エキスの服用を減量していきました。
再発することなく良い状態が保たれています。
Sさん 女性
大腸がんが肝臓に転移していることがわかりましたが、抗がん剤や手術ではなく、高濃度アントロキノノールエキスの服用のみ開始しました。
3カ月後には肝臓がんが3㎝から1.5㎝に縮小しました。
Hさん 女性
末期のリンパ腫と診断され、病院での治療を続けながら朝・晩に高濃度アントロキノノール含有エキスを服用し始めました。
病状は徐々に改善し、高濃度アントロキノノール含有エキスを減量しても病状は安定しています。
Tさん 80代 女性
肺腺癌と診断され骨への転移もありました。
抗癌剤の治療・鎮痛剤の処方をしつつ高濃度アントロキノノール含有エキスの服用を開始。
その後疼痛が緩和したために鎮痛剤の服用は中止しました。
体調が良くなり、病状も安定しました。
Sさん 男性
肝臓がんの第2期と診断され、血液カテーテル治療・ラジオ波焼灼療法を実施し癌細胞を取り去ることができました。
再発予防のために高濃度アントロキノノール含有エキスを服用開始。
3ヶ月服用して状態が安定し、さらに3カ月後の検査結果で再発が認められませんでした。
Kさん 男性
引用:がん細胞を徐々に消していくために患者ができること―再発・転移の不安からも解放される前山 和宏【監修】
アントロキノノールに関する口コミは非常に少ないです。
ですが、専門家の書いた書籍に上記のような体験談があるのは参考になりそうですね。
アントロキノノールの悪い口コミ
悪い口コミは特に見つかりませんでした。
今後、もし見つかれば追記いたします。
アントロキノノールの効果
アントロキノノールの効果としては、以下のものが期待できるといわれています。
- 膵臓がん・肝臓がん・急性骨髄性白血病など増殖を抑制する
- 新型コロナウイルス感染後の重症化の予防
- LDL(悪玉)コレステロール値を下げる機能
- 一時的な活気活力感の低下を軽減させる機能
アントロキノノールを飲んで期待する効果は癌の進行を抑えること、という人が多いと思います。
アントロキノノールの効果は2010年ドイツの医学薬学の専門誌「Cancer Chemotherapy and Pharmacology」に発表されています。
この研究によると、アントロキノノールはがん細胞のアポトーシスを誘導する働きがあるとのこと。
アントロキノノールの抗がん作用として、研究チームは細胞内のRasタンパクに注目しました。
Rasタンパクは細胞増殖のスイッチとして機能しています。
がん細胞はRasタンパクのスイッチが入りっぱなしになり、延々と細胞が増殖を繰り返している状態。
このRasタンパクのスイッチへの情報伝達のどこかを阻害し、増殖をとめる物質としてアントロキノノールが研究されました。
アントロキノノールはRasタンパクへ情報を伝えるファルネシルトランスフェラーゼという物質を阻害。
伝達経路を遮断することで細胞の増殖スイッチをオフにすることに成功しました。
Rasタンパクのスイッチがoffになれば細胞は増殖をやめ、やがて死滅することが実験で確かめられます。
本来の細胞のプログラム通りにオートファジー機能が正常化して、細胞内のたんぱく質は自己分解、癌細胞は消滅することがわかりました。
参考文献:前山和弘監修「がん細胞を徐々に消していくために患者ができること」
アントロキノノールの研究開発をしているGolden Biotech社では、様々な効果に対してヒト臨床試験を行っています。
アントロキノノールの効果に対するエビデンスについては↓の記事で紹介しています。
他にもアントロキノノールは様々な研究成果が発表されています。
天然ユビキノン誘導体であるアントロキノノールはヒト膵臓癌細胞におけるアポトーシス,自己貪食及び老化間のクロストークを誘発する
参考:資料名: Journal of Nutritional Biochemistry (Journal of Nutritional Biochemistry)
膵臓癌は,膵臓の悪性新生物である。K-rasの突然変異及び構成的活性は膵臓腺癌の90%以上で起こる。膵臓癌の治療に成果のある方法が緊急に必要である。クスノキのキノコであるAntrodia camphorataから分離したユビキノン誘導体のアントロキノノールは膵臓癌のPANC-1細胞及びAsPC-1細胞における細胞増殖の濃度依存的な抑制を誘導した。ヨウ化プロピジウム染色によるDNA量のフローサイトメトリーではアントロキノノールが細胞周期G1期停止及びその後のアポトーシスを誘発することを示した。アントロキノノールは,Aktキナーゼ活性のために重要なリン酸化部位である,Ser473におけるAktリン酸化を阻害し,哺乳類ラパマイシン標的蛋白質(mTOR)活性に依存する部位である,Ser2448におけるmTORリン酸化を遮断した。mTOR/p70S6K/4E-BP1シグナル伝達カスケードに対応するいくつかのシグナルも,経路を確証するために検討した。さらに,アントロキノノールはいくつかの細胞周期調節因子及びミトコンドリアの抗アポトーシス蛋白質のダウンレギュレーションを誘発した。対照的に,K-ras及びそのリン酸化は有意に増加した。免疫共沈降分析では細胞のアポトーシス的細胞死を表すK-rasとBcl-xLの関連が劇的に増大することを示した。アントロキノノールもアポトーシス,オートファジー細胞死及び加速する老化間のクロストークを誘発し,それは,少なくとも部分的には,p21Waf1/Cip1及びK-rasのアップレギュレーションによって説明された。要約すると,データは,アントロキノノールが同様に細胞周期調節体をダウンレギュレートするP13キナーゼ/Akt/mTOR経路における阻害作用を通じてヒト膵臓癌細胞における抗癌作用を誘発することを示唆している。翻訳阻害は細胞周期のG1期停止及び最終的にミトコンドリアに依存するアポトーシスを生じる。さらに,オートファジー細胞死及び加速した老化もアントロキノノールが媒介する抗癌作用を説明するものである。
研究論文も数多く発表されています。
こういった学術誌に掲載されるためには、専門家のチェックがあり価値がある研究か、内容や結果の信憑性が確認されています。
アントロキノノールが怪しいものでないか心配な人は、以下の記事も参考にして下さい。
アントロキノノールの栄養比較
アントロキノノールは、ベニクスノキタケから抽出されます。
その他に健康に良いとされる栄養素が、霊芝やアガリスクと比べて多く含まれていることがわかっています。
ベニクスノキタケに含まれるアントロキノノール以外の
- 多糖類(β-Dグルカンなど)
- トリテルペン
- SOD
- 核酸
については以下を参考にして下さい。
多糖類(β-Dグルカンなど)
多糖類(β-Dグルカンなど)は癌を予防したり抑制する効果が期待できそうです。
グルカンとは、ブドウ糖(グルコース)がいくつも連なって構成される多糖類の総称で、特にキノコに多く含まれるβ-グルカンが代表的です。グルカンは不溶性の食物繊維で、食べても胃腸で分解・消化されず、食事で摂ったコレステロールを排出したり、腸にたくさんある免疫細胞に働きかけたりします。
グルカンの健康効果
◎集中力を高める効果
◎免疫力を高める効果
◎ガンを予防および抑制する効果
引用:わかさ生活公式サイトより
トリテルペン
トリテルペンというのは、抗炎症・抗腫瘍・発ガン予防機能があるそうです。
天然のトリテルペンやトリテルペン配糖体には抗炎症, 抗腫瘍, 発がん予防, 血糖降下, 抗高脂血, 肝保護, 抗ウイルスや抗菌作用など多彩な生理機能が報告されている。ここではこれら多彩な生理機能のうち, 2002~2006年にかけて報告された天然トリテルペン類やそれらの構造修飾物についての抗炎症, 抗腫瘍および発がん予防機能について概説する。トリテルペンポリオール類および酸性トリテルペン類の幾つかはin vivoモデル動物実験で優れた活性を示しており, これらのトリテルペンおよびそれらの誘導体は今後の抗炎症剤, 抗腫瘍剤および発がん予防剤開発において有用な化合物とみなされる。
秋久俊博, 小池一男編著, 資源天然物化学, 共立出版 (2002).
引用: J-SRAGE
SOD
SODの効果としては、以下のものがあります。
- 動脈硬化を予防する
- 高血圧症を改善する
- 糖尿病の予防・改善
- 細胞の健康を維持する
SODとは、スーパー・オキサイド・ディスムスターゼ(super oxide dismutase)の頭文字を取った名称で、直訳すると「活性酸素を除去する酵素」という意味となります。すなわち、SOD酵素は、数ある酵素の中でも、活性酸素を除去するパワーを持った、特別な酵素なのです。
引用:わかさ生活公式サイト
核酸
核酸は以下の効果が期待されています。
- 糖尿病の血管障害抑制
- 脳機能の改善
- 免疫増強作用
- 老化抑制
- 肝機能改善 など
核酸は、分子認識能力、プログラム可能性、合成および化学修飾の容易さから、強力で機能的な生体材料として浮上しています。さまざまな種類の核酸が、遺伝子調節ツールや、遺伝性疾患を伴うヒト疾患の治療薬として使用されています。核酸は、イオン、小分子、タンパク質、細胞を検出するためのセンシングプラットフォームの開発にも使用できます。核酸の性能は、他の有機または無機ナノ材料との統合によって向上できます。核酸の生物学的特性をさらに強化するために、リン酸ジエステル骨格、糖部分、核酸塩基、または結合部位を変更することにより、さまざまな化学的に修飾された核酸類似体を生成することができます。あるいは、核酸を高度に秩序立ったナノ構造の自己組織化のための構成要素として使用することで、生物学的安定性と細胞への取り込み効率が向上します。
参考文献:Wang, F., Li, P., Chu, H. C., & Lo, P. K. (2022). Nucleic acids and their analogues for biomedical applications. Biosensors (Basel), 12(2), 93. https://doi.org/10.3390/bios12020093
アントロキノノールの原料となるベニクスノキタケは、健康にとって良い効果のある成分がたくさん含まれていることがわかりますね。
まとめ
アントロキノノールを飲んでみた人の体験談・口コミを紹介しました。
実際に飲んでみて効果を実感している人もいます。
アントロキノノールが効果があったという体験談をみると、信憑性のあるものだと考えられそうですね。
でも、全ての人に効果があるわけではないようなので口コミは参考程度に見た方がいいかもしれませんね。