幸せに気づかないように

苦しみも 感じずにいた

孤独が嫌いだったころの

戻りたくない時間

 

わかるようになってから

苦しみで 頭が埋まる

孤独を止めようとして

居場所が消えた

 

ひとつでも 手に負えない意思を

どうして 増やしてしまう

喉が詰まったままで

息が苦しい

 

誰も見てはいないし

軽蔑も 昔はいつものこと

残りの時間 夢を叶えたい

それだけだった

 

無理をして 幸せを知りたい

どこから 間違えたのだろう

重りを持ち上げたら

二度と下ろせない

 

失くして気づく自由とか

ずいぶん前から知っていたのに

手放すとは思いもせず

浅はかな 明日へつづく