今日は沖縄のある地域の話です。
かつて
『私宅観置』という制度が日本にはありました。
それは精神障害者を
治安維持のために隔離してしまう事を
国が認めた制度だった。
沖縄は一時期日本では無かったために
日本では終了していた制度が
引き継がれて残り
1972年まで続いた。
たまたまこの建物は
隔離されていた方が
出られた後、シャワールームとして
使われていたので、壊されるのを免れたため
残っていた。
https://www.asahi.com/amp/articles/ASP697524P66OIPE00H.html
映画はこれです。
私は映画を観てないので
本を読みました。
今日は監督と待ち合わせさせていただき
車に乗せてもらって連れて行ってもらいました。
全容は載せられませんが
原監督の説明を聴く
ジョリヴェ先生。
先だっては日本心霊学協会で
講演をされましたが
この本の取材から
お手伝いをさせていただいてます。
もっぱら私は、日本の心霊の意味や言葉の
通訳。笑
たとえば、取材にうかがったイタコさんの説明を
フランス人の先生に(日本語堪能)
霊的な通訳をしています。
ニュアンスは難しいですから。
http://www.shinrei.or.jp/?p=7767
原監督の説明を聴きながら
重い苦しい想いが
流れてきます。
以前に私が書いた
ムーミンの中にあった顔を無くした少女を
思い出した。
このままだと、私宅観置された
人々は、顔を無くしたままだと思ったと
原監督はいいます。
存在を無くされても良い人なんて
居ません。
この話を外に出したのは
それが根源にあるのだと理解しました。
考えさせられた1日でした。
マリア