寄り添うが本当の文字

でも二日前に観たTVでは

認知症のお年寄りに


寄り沿う


と、あえて書いておられた。


川の流れの様に寄り沿うと意味なんです。

と、代表の方が言っておいででした。


眠れないお年寄りに

あえて付き合って寄り沿う。

薬を処方したりしない。


お年寄りが荒ぶる事はよくあること

過去の記憶が残るからかなと

わたしは考えてます。


私の母も93歳で軽い認知症ですが

今は忘れてしまうけど

過去のことはしっかりと覚えている。


夜中に怒りをぶつけたりするお年寄りは

過去の記憶が

蘇る瞬間があるからなのだ。


人はすぐにわかる事とあとからわかる事がある


と、映画『日々是好日』の中で

原作者がわかっていく場面があるが

まさしくそれが、記憶というものなのです。


私たちもお年寄りも

常に 『すぐわかること』

『後でわかること』


の中でいきています。


記憶をたどりながら

自分を見つめ直す時

そこには、深い理解が生まれてゆきます。


また、それは体験からしか

導き出せないから

わたしたちは

なんだかモヤモヤしたり

整理つかない感情が生まれたとき

わたしたちは

語ったり

書いたり

話したり

泣いたり

しなくては、ならないのです。


なにかをしなくては

思い出す手がかりが見つからないから


生きていくことは

色々大変ですが

寄り沿うことの大切さを

わたくしも

知らしめてゆきたいなと考えています。


グリーフケア・寄り沿いの道

講座はじめていきます。


さて、準備準備

日々おお忙しです。

↓オンデマンドでみられます。


よりあいの森って素敵ですね。

みんなの木一本一本から

森は成り立っているのだから。


https://www.nhk.or.jp/heart-net/program/heart-net/1954/




マリア拝