◇ 黒鉄32 イルカを追え
場面別感想「黒鉄の魚影」 ◇
パシフィックブイが魚雷で狙われていると判り
民間人は脱出、避難を始めます。
博士は、避難の途中、潜水装備一式をコナンに残し、
コナンは赤井さんに協力するため、
イルカのスクーターで海にもぐります。
潜水艦を目視できる位置で赤井さんと通信中に、
うしおさんの船にいた灰原さんが、
その通信に気付きます。
コナンが命に係わる無茶をしようとしている――
そう察した灰原さんは、
充電が不十分なサメのスクーターを使い
コナンの元へ急きます。
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あの、カバンの受け渡しは
コナンが前もって博士に頼んでたのかな?
2人、以心伝心過ぎて、
頼んでなくても驚かないわ・・・
さて、ちょっと遡って、
まだパシフィックブイが抵抗中の場面。
あの混乱の中、船があるからと
博士たちを引き受けてくれた、うしおさん。
パシフィックブイがもし沈んだら
自分の船も波に巻き込まれるだろうに、
本当に良い人ですね。
こういう所(他人を助けるために危険を冒せる)が
あずまの思う海の男像にぴったりなんだなあ。
で、乗り込んだ船に
灰原さんと直美さんを助けるのに使った
サメのスクーターが置いてあって、
灰原さんがソレ使った、と。うまいなあ
これ、コナンが潜水してる、て思わなかったら、
そもそも通信確認しませんよね?
コナンの危機を第六感で感じた、
としか考えられない行動です。
< この場面のお気に入り >
☆ いつまで寝てるんですか
毛利のおっちゃん・・・
アレで起きないの、流石に異常だよ。
麻酔、強くしてあるのかなあ。
次に麻酔を使うような病気怪我した時、
大変でしょうね。
☆ 飛び込むコナン
なんか丸い泡の塊が落ちてきた!
て状態で飛び込んでましたね。
ものすごく焦ってるのがよく判る。
まあ、一刻を争う事態だもんな。
☆ 「ああ、パシフィックブイが」直美
自分の職場が消えていく喪失感。
ただ、直美さんが喪ったのは、それだけではない。
自分の夢を認め応援し支えてくれた父。
大切な同僚、2人。
自分の技術が正義のもとに使われるという「理想」。
どれも、とても大きなものです。
そして、最後に、職場も、
そこに作り上げたシステムも失った。
何というか、もう、涙も出ないよね、て。
この喪失から彼女は
どうやって立ち直ったんだろう、と
エピローグの彼女を見る度に思います。
☆ 灰原さん格好良い
ゴーグルと酸素を付け、
サメのスクーターを以って
スカートをなびかせた灰原さん。
目茶苦茶格好良い。
遭難した王子さまを助けに行く、
人魚姫だね、こりゃ。
サメのお姫さま
☆ 「哀くん、それはダメじゃ!」
博士と灰原さん、再会して、
描写のあった初めての会話(?)がコレ
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