アンジュルムの皆さんの30th トリプルA面シングル「愛・魔性/ハデにやっちゃいな!/愛すべきべきHuman Life」
5月11日発売✨おめでとうございます🎉
そして、オリコンウィークリーチャート1位✨Billboard Japan週間チャート1位✨心からおめでとうございます🎉💕
私は「愛・魔性」を作詞させていただきました。
愛・魔性 作曲:エリック・フクサキ 編曲:大久保薫 作詞:井筒日美
こちらも遅くなってしまいましたが、「ライナーノーツ」もどきな制作メモを書いてみようと思います。
いつも駄文長文ですがお付き合いいただければ幸いです🙇
最初のお声掛けは3年近く前で「アンジュルムのシングル候補曲に書いてみてもらえますか」と音源を送ってくださって気合いチャージ💪✨
ちょうど、Juice=Juiceさんのシングル候補曲として「Mon Amour」を共作詞してお返事待ちだった頃で(「Mon Amour」はJuice=Juiceさんの3rdアルバム「terzo」に収録していただきました)、
「わー、連続で大好物なラテン系だ🎶」と欣喜雀躍(笑)
さらに、以前コラボさせていただいたJuice=Juiceさんの「Fiesta! Fiesta!」と同じ作曲:エリック・フクサキさん、編曲:大久保薫さんのコンビですよと教えていただいてテンションMAXに。
届いたデモはムード溢れるメロディーに、エリックさんの英語と外国語の響きと日本語がミックスされたとっても素敵な歌声が入っていて、詞を書かなきゃいけないのを忘れてしまうほど(笑)うっとり聴き入りました🎧☕
大久保さんの完パケのアレンジは、私もラジオやMVで初めて拝聴したので、そのときの衝撃度はハンパなかったです!
EDMっぽさとラテンが融合された超絶に華やかでオシャレなのに力強くて大人っぽくて…インパクトを放った仕上がりに、これは凄すぎる…!と鳥肌が立ちました✨
話を戻して…
制作時のデモには、サビのエフェクトの掛かった特徴的なメロディーすべてに「廻れ廻れ dance with me」という仮詞が入っていたので、
自然と、大人っぽく情熱的な愛に揺れ踊るアンジュルムさんの映像が脳内に流れてきました。
直前のメロディーに浮かんだ「愛魔性」というワードが響き的にも良い感じだったので、「逢いましょう」に掛けて、ダブルミーニングっぽく繋げたいなと考えを巡らせ…
なかなか思うように逢えない愛しい人にやっと逢えた気持ち、その大切なひとときへの想い、願望を描いてみようと思いました。
1サビは「今の刻を愛・魔性(or逢いましょう)」と表記の候補も提出したのですが、「愛・魔性」で統一されたことで、どのパートも皆さんの大人っぽい表情や表現が際立った気がしますし、皆さんが思い思いに感情を込めて歌ってくださってるのが最高にかっこいいです💕
物語は、遠距離なのか忙しい2人なのか、敢えて様々な方に当てはめていただけるよう抽象的に描いたので、結果的にこのご時世にも重ねられたんじゃないかなと思っています。
曲調から漠然とですが80~90年代をオマージュした詞の世界観で、
「魔性の女」と言われるくらいの魅力を放ちたい、自由奔放さに憧れつつも、愛されている確証がほしくて不安になる気持ちや、現代社会を強く生きているように見えて、古風な一面もある女の子像が描けたらいいなと思いました。
もしかすると「愛」自体が魔性のように人を惑わす、捉えどころの無いものなのかも…。それでいて、この世になくてはならない救世主(Messiah=メシア、メサイア)なのかも…、などと考えながらイメージを広げてみました。
「Making Love」は直接的な英語だけど、そこには「真実の愛」を育みたい思い、すべてを分かち合いたい気持ちがあるからこそ、お互いのMessiah(救世主)にもなってゆける…、
突き詰めれば類義語にもなり得るような、そんな「真実の愛」を手にしたい女の子の覚悟と憧憬を描けたらと思いました。
MVが本当に素晴らしくて、メンバーの皆さんの表情、指先にまで込めた表現力に心を揺さぶられます💖
そして「ハデにやっちゃいな!」と「愛すべきべきHuman Life」も全くテイストの異なる楽曲で、それでいてどれもがこれぞ「ザ・アンジュルム」全開で、圧巻の表現力ですね✨
嬉しいご縁に心から感謝しています💖
3曲ともぜひ沢山聴いて楽しんでくださいね!!