illustrated by みんなのイラスト工房 さん via illustAC
よいこのみなさん、靴下は準備できましたかー?
クリスマス・イヴがやってきますよー。
illustrated by 猫田いち さん via illustAC
クリスマス・イヴ―Christmas Eve。
どうやら、クリスマス・イヴはクリスマスの前夜のことではないらしいのです
キリスト教の教会暦は、
日没が基点
となるので、市民時(=常用時=深夜0時基点)の12月24日の日没をもってクリスマスが始まり、12月25日の日没をもってクリスマスは終了することとなるんだとか
つまり、クリスマス・イヴは、クリスマス当日の夜のこと――もちろん教会暦で示すわけですけど。
クリスマス当日の夜が明けると、クリスマス当日の朝が来る
ということでしょうか
本来のクリスマスを祝福する方々たちにとっては極めて大事なことなのだろうけれど、市民時で生活する人々にとってみれば、もちろんクリスマス・イヴはクリスマスの前夜に違いはありません
真実はひとの数だけ
あって然るべきですし
そもそも、キリストの降誕を祝うミサ、Christ+Massでクリスマスとなったわけで、本来ならばその日はユリウス暦の12月25日で、グレゴリオ暦に暮らす今の時代の12月25日ではないというほうが矛盾としては大きかったりするように思えます
ま、ユリウス暦からグレゴリオ暦に切り替えちゃったのが、ローマ教皇グレゴリオス13世だとすれば、それだけでそれは解決してしまったりもすることなのかも知れないんですけど
illustrated by しらさん さん via illustAC
そうそう。
12月25日はキリストの誕生日ではないのでご留意を
さて、クリスマスと言えば、七面鳥。
ならば、ローストターキー、どーん。
はいっ、他人様のローストターキーで相撲を目の保養をしたところで。
去る12月20日には、みかん亭最寄りのスーパーマーケットでは一本たりとも見かけなかった骨つき鶏もも肉――
も、22日の夜にはどどどどどどどどーんと並んでいました
もちろん国産を横目でチラ見しながら、アメリカ産のを一本だけ買って
ヨーグルトメーカーで仕込んだ、だししょうゆ麹
大さじ2(20gx2=40g、骨つきの鶏もも肉200gの20%)を両面にぬったくって、にんにく2カケを潰し、小口切りした唐辛子を1本分、黒胡椒をホールで5粒と一緒にフリーザーバッグに入れて空気を抜いて――
冷蔵庫でひと晩一日おいたのを、常温に30分ほどおいてから、ひまわり油大さじ4を入れて水圧で空気を抜いて――
こんなんして――
こんなんして――
低温調理器で68℃ 3時間。
こうなった
時には、すでに夕食は食べ終わって、片づけも終わって、12月23日は終わろうとする頃
今晩、焼いていただくこととします。
さて、七面鳥。もちろんみかん亭あたりのスーパーマーケットに並ぶことはなく、仕入れに行くか、お取り寄せする
しかないんですけど、冷凍室はパンパン、
冷蔵室はなんちゃら麹で解凍スペースも作れずに断念
というのが公式発表
いつかはローストターキーとクランベリーソースのクリスマス料理を作ってみたい
と、来年の七夕には短冊に書くと意気込む亭みかんを、
illustrated by rkrk さん via illustAC
そもそもは、ガチョウを食べるのが習慣だったみたいだしぃ
とドヤ顔で生暖かく見守るみかんの2021年のクリスマスはこうして始まり、特段なにかあるわけでもなく終わるのでしょう。
みかん亭は、平和といえば平和なのかも知れません
そう言えば、中抜きの丸鶏
illustrated acworks さん via illustAC
は業務スーパーでお安く扱っているし、最近は合鴨の中抜きも何件かで見かけるようになりました
亭みかんの誕生日にプレゼントしてみましょうか。もちろん言うまでもなく、それはすべてみかんの胃袋に入るのですけど
思い出しました
みかんが子供だった頃、12月23日に『今日はクリスマス・イヴイヴよね』と言って、オハコの『♪ もーいくつねるとーおくりすますー』を歌っていた時に、
"お"をつけると何でも丁寧語になるわけじゃないんだよ、みかんちゃん
と言われたのと一緒に、ご縁のあった神父様から聴いたお話でした。
考えてみると、みかんのあくなき探究心が芽生えた瞬間だったのかも知れません
つづきはこちら。
みかんちゃんのウザさを目覚めさせちゃったわけね
それでもやっぱりみかん亭のクリスマスは平和なのでした