ペーパーについては、数・図形問題に関しては、その種類は多岐に渡って出題されます。
数・分類については、基本問題が中心ですが、年度によっては、複合問題として出題される難問もあります。
一場面に描かれる具体物の種類が多い場合は、聞き取りと読み取りを同時に行い、頭を使って間違えないように操作しないとならないため、本番で焦らない練習をしておかなければなりません。
図形については、図形構成、立体構成(積み木)、重ね図形、線対称、回転図形など典型問題のほか、それらの複合問題が出題されたときには、注意しなければなりません。
パズルを使用して、実物で練習し、具体物でマスターしていきましょう。いずれにせよ、じゅうぶんな練習により、しっかり身につけることができる分野であります。
また、実際に図形や線を描く課題も頻出ですので、描くことにも慣れておく必要があります。
これは巧緻性でも、クーピーペンによる運筆や色塗りが毎年のように出題されていることにも、つながります。
言語についても、必ず出題される分野です。
国語教育に非常に力を入れている学校でありますから、お話の内容理解で、聞き取る能力をみています。お話自体はそれほど長いものではないので、場面でそれぞれ出てくる言葉、キーワードに注意しながら、しっかりイメージできるようにお話を聞き取りましょう。季節、常識もその中で問われることになります。
なお、重さ比べ・シーソー、四方からの観察・位置の対応は、たまに出題されるので、隔たりなくペーパを解いておきましょう。
巧緻性については、先ほど述べたクーピーペンによる運筆(直線や曲線を描くだけでなく、点線を描く場合もあります)や塗り絵(濃淡を含む)のほか、手先の巧緻性も出題され、ビーズ通しやひも結び、輪つなぎ、モールを束ねるなどの課題が出されることもあります。
行動観察では、説明をよく聞き、指示を守ること、その上で、お友だちとの協力、協調性が試されます。お友だちと相談したり、また、友達との役割分担や、状況判断をして行動することが求められます。ものを扱うとき、決して雑にならないよう、丁寧な行動ができるよう、普段から心がけましょう。
お誕生会ごっこ、水族館作り、生き物を運んだり海を作ったりする、飾りつけをするなど、グループでの楽しい課題です。自由遊びの間と同様、楽しい音楽が流れています。
豊明小学校が掲げる三鋼領の一つである「自発創生」をみていると思われます。お友だちと協力していける子ども、社会性がある子どもかどうかがみられているのです。
お仕事を持つお母さまのご家庭も多い豊明小学校です。
2015年に、JWUほうめいこどもクラブが創設されました。主に1~3年生までの学童保育にあたるもので、18時半まで(16時半以降に帰宅する場合は、保護者のお迎えが必要)、独自のプラグラムを組んで、子どもたちの放課後の時間を提供しています。
私立の小学校に入ると、低学年のうちは帰宅時間も早いため、放課後の過ごし方のやりくりが問題となります。地元の学童保育への定員数や馴染むことの問題、そして着替えてから行かなければならない場合の時間的、体力的な問題もあるため、頭を悩ませているご家庭が多いのが現状です。大手幼児教室は、クラブを作っていますが、移動のロスもあります。
ほうめいこどもクラブは、休校日にも朝8時から開設されているので、豊明小は仕事を持たれているお母さまへの理解は深いといえます。
もちろん面接では、どのようにして家庭と両立し、家族と関わっているかを聞かれますので、落ち着いて答えられるとよいと思います。
参考
ひまわり 受験サポート
幼稚園・小学校受験の相談、願書・面接指導の会です。
所在地は、文京区です。メール・スカイプ相談が充実しているため、受験塾に通わなくても、また現在通われている塾では詳しく聞くことができないことなどの、相談のみのご対応もいたします。また、関係者でなくても、雙葉、東洋英和、白百合等に、また、国立(筑波大附属、お茶の水、学芸大附属4校)など、幼稚園・小学校に多数合格をいただいております。
編入試験の対策も行います。
海外からのご相談にも、ご対応させていただきます。英語対応スタッフもおります。
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