このたび、インターナショナル・スクール・オブ・ホメオパシー・ロンドン(ISHL) というホメオパシー学校の症例指導を行うことになりました
でも、注意があります
個人的には1つの学校専属講師的なイメージは待ってほしくないです!
私はあくまでフリーの人間です。
日本中、世界中、どこでも行きますし、どこの学校でも依頼があれば協力したいし、誰にでも勉強の機会も、コンサルテーションの機会も与えたいと思っています!!
話は戻りますが、
現在、私が出す初めての課題となる症例の準備を進めています
この症例指導ですが、何をするかというと...
私が今までにとった症例のひとつを課題として出して、
それを学生さんたちがどのように分析し、どのようにレメディーを選ぶのかを考え、
それについて私の意見などを述べさせていただき、
最後に私の分析したものを皆さんにお知らせする
と、言ったもの。
今までに取った、たくさんの症例を見直し、クライアントさんに連絡を取り、使用の許可を取り、参考になりそうな症例を1つ選びました。
11日に症例が発表となり、72時間の間その症例に対して学生さんと解析&討論することになります。
楽しみです!
日本のホメオパシーの学校は、その学校を卒業した人が先生になることが多いようです。
また、校長先生のような方が1人で教えている学校もありますね。
私の行っていたイギリスの学校は、いろいろな学校を卒業した複数の先生がいました。
更に、
毎月外部講師が授業をしに来ていました。
先生によってはいくつもの学校で教えている人もいます。
そして、自分の行っている学校以外にも、いろいろな学校やホメオパスが行っている講習会に行き、他の学校の人たちと一緒に学ぶ機会もありました。
これは、ひとつの偏った考え方や、手法にこだわらず、オープンな環境を提供することにもなり、自分に合った手法を探すことにもなり、ホメオパスとして活動するのに重要なことだと私は思っています。
ホメオパシーの創始者であるハーネマンは「偏見なき医師であること」とオーガノン(Organon)という哲学書の中で語っています。
もちろんこれは、
患者さんを見るときに偏見を持たず、
自分の色眼鏡でものを見ず、
患者さんの言葉をそのまま受け取り、
あるがままを受け止めてレメディーを選ぶ
という基本中の基本です。
でも、もうひとつ、「偏見なき医師」には、
他の人のやり方を否定したりするのではなく、
人それぞれ、その人にあったやり方があるんだと理解しあうこと
も含まれているのではないかと思うのです。
本当のホメオパスであれば、すべてをありのままに受け入れることができるはずです。
違いを分かりあうことができるはずです。
私たちはひとりひとり、違う人間だし、全く同じことをするのは不可能だと思うのです。
学校側も同じコピーロボットのようなホメオパスを養成するのではなく、
個性を尊重した、その人のやりやすい方法を見つける機会を作ることが必要なのだと思います。
私たちは人間だし、それぞれ違った人物。
個性や、その人自身がやりやすい方法でやるのがいいと思うんです。
それを助けてあげるのが先生の役目。
私たちの受けてきた学校教育でも一緒です。
今の日本で起きていること、この結果に思えてなりません。
コントロールされていると、自分で探すこと、見極めることを忘れてしまいます。
なんでもバランスが肝心です!
ひとつに固執するとバランスは崩れます。
ホメオパシーだけでなく、日常的に言えると思うのですが、
広い視野で物を見て、判断しなくてはいけないと常々思うわけです。
日本のホメオパシー学校も、いつか、お互いに先生同士が交流して、認め合い、学生さんたちにも様々な異なる多くの機会を作ってあげられるようなところになればいいと思います。
これはホメオパシーだけのことではないかもしれませんね。
普通の学校教育全般で言えるのかもしれません。。。
日本のホメオパシーの発展を心より願っています。
おかげさまで2013年2月26日にホメオパシーブログで最高記録の1位になることができました
そして、2013年3月2日より、代替療法ブログでも5位まで上がってまいりました
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