これがほんまの最終話です!ごめんなさい
道枝駿佑「えっええ....(困惑)先輩?(き、キス?こんな時にキス??)」
そして俺は抱きしめられてる?
さらにバッグハグに切り替えて
道枝駿佑「えっ?なに?」
先輩が、急にバッグハグするからみっちーはパニクってるやん!しかもどさくさに紛れてキスするやなんて!!
藤原丈一郎「みっちー・・・ありがとうな?」
急にお礼を言われ
道枝駿佑「ちょっと待ってください!何がありがとうなんですか?俺先輩に何も・・・・😰(あげてないし)」
藤原丈一郎「みっちーからのクリスマスプレゼントちゃんと受け取ったで?」
とにっこりして先輩は自分の腕の服をまくった。
そこには俺が先輩に贈ろうとしたクリスマスプレゼントの腕時計がしっかりとはめられていた。
道枝駿佑「えっええ....(困惑)!?な、なんであるんですか!!」
⤴めちゃくちゃ混乱して大パニックを起こすみっちー。
藤原丈一郎「さぁ?何でやろうなꉂ🤣𐤔」
先輩は笑うだけやった。
道枝駿佑「えー?なに?何でやΣ\(゚Д゚;)」
そろそろ教えてあげて?
藤原丈一郎「みっちー、落ち着こうか?」
道枝駿佑「落ち着いてられません!なんでですか!」
⤴嬉しい半面わけわからずなぜか怒り気味なみっちー。
藤原丈一郎「【先輩と同じ時を刻んでいきたいです。ずっと大好きです。メリークリスマス 道枝駿佑より】」
先輩は添えられていたメッセージカードも見せてくれた。
って今声に出して読んだやないか!
恥ずかしいやないか!!
あれ?でもよく考えたらその紙袋・・・俺が腕時計を買った店と同じもの・・・
ええ....(困惑)
どうなってるん?
道枝駿佑「///」
⤴今頃照れがまいりました。
どういう状況?
藤原丈一郎「メッセージカードの返事するわ。
俺もやで?こうやってドジするみっちーも含めて丸ごと大好きです」
道枝駿佑「な、なんで?やめてください!ってかなんでそれを先輩かま持ってるんですか!!どんな仕掛け作ったんですか!!わけわからないです!」
藤原丈一郎「(笑)知りたいか?」
道枝駿佑「し、知りたいに決まってるやないですか!こっちはずっと探しとったのに!!盗まれたと思って諦めて先輩に、正直に言おう思てたのに・・・」
藤原丈一郎「実はなこれ夏菜子が・・・」
道枝駿佑「ええ....(困惑)😭夏菜子さん?」
⤴涙目
藤原丈一郎「これを見つけたのは夏菜子やで?預かってくれてたみたいや。
道枝とは連絡できやんくて俺に連絡してきたんや」
道枝駿佑「Σ(*oωo艸;)エェ!?嘘や😭😭😭😭いつ?」
藤原丈一郎「数日前、みっちーが、バイト帰りに疲れてたんやろうな。寝てしもたんやろ?」
道枝駿佑「・・・・・」
藤原丈一郎「寝ているところにたまたま夏菜子が、乗り込んできてで、先に降りた道枝の忘れ物を発見した。それがなかったらこんなキセキはないやろうな。道枝のことを追いかけようとはしたみたいやけど道枝は慌てておりて満員に近かったバスやったから追いつけなかったし声も届かんかったらしいわ」
道枝駿佑「・・・・・・・」
藤原丈一郎「でな?夏菜子のやつ最初は【自分から!】なんて嘘ついてきたんやけどでもちゃんと正直に【道枝から】って渡してくれた。俺に受けとって欲しくて」
道枝駿佑「そう・・・なんですか?」
じゃあ・・・
藤原丈一郎「まぁ、俺宛やってすぐわかったみたいやし」
道枝駿佑「さっきのメッセージカードも読んだってこと?」
藤原丈一郎「一応確認したかもな」
道枝駿佑「どっちにしても恥ずかしいです( ⸝⸝⸝ ⸝⸝⸝ )🤍ᐝ」
藤原丈一郎「昨日、道枝が見たんはたぶん夏菜子が俺にこれを渡すところとちゃうか?」
道枝駿佑「こくん」
藤原丈一郎「俺言うたんや。好きなやつからしか貰わん!って決めたからって断り続けてたんや。そしたら最終的に道枝からって・・・」
道枝駿佑「///」
藤原丈一郎「まさか道枝が渡そうとしたクリスマスプレゼントを先に知ることになるやなんて思わんかったけど」
道枝駿佑「や、やっぱり逆に恥ずかしいです( ⸝⸝⸝ ⸝⸝⸝ )🤍ᐝ」
藤原丈一郎「夏菜子が言うにはな?これで借りは返したって言うてたけど、なんのことや?」
道枝駿佑「・・・・・借り・・・」
それって・・・
藤原丈一郎「道枝、夏菜子のこと助けたやろ。」
道枝駿佑「たった1回ですよ?電車から降りる時に誰かに押されたみたいで転んでしまって膝を擦りむいたところに偶然居会わせて。手当しただけですよ?」
藤原丈一郎「そっか。優しいやん。夏菜子は嬉しかったみたいやで?」
道枝駿佑「だって・・・」
藤原丈一郎「夏菜子は女子だから・・・やろ?」
道枝駿佑「・・・・・はい」
藤原丈一郎「 ちゃんと夏菜子のこと女扱いしたんやな」
道枝駿佑「当たり前です。あの人、痛いくせに痩せ我慢しようとするから」
藤原丈一郎「(笑)」
道枝駿佑「笑い事やないです!」
藤原丈一郎「夏菜子のこと怒ってたんやないの? 」
道枝駿佑「怒ってましたけど・・・あんなことがあったから先輩に気持ちを伝えることが出来たし、交際宣言も出来たので」
藤原丈一郎「(笑)同じこと言うたみたいやな、オレと」
道枝駿佑「ええ....(困惑)そうなんですか?」
藤原丈一郎「俺もそう思ってるから」
道枝駿佑「そっかァ・・・でも良かったァ・・・サイズぴったりですね😊」
藤原丈一郎「もうひとつは道枝のやろ?高かったんちゃう?」
道枝駿佑「俺、頑張りましたよ?」
藤原丈一郎「よく頑張ったな!」
と頭をよしよししつつ、丈くんはもうひとつの時計をみっちーの腕にはめた。
丈道「お揃い💙💓」
そして丈くんは時計の文字盤に何かを書いた。
道枝駿佑「先輩いま、なんて書いたん?」
藤原丈一郎「んー。秘密」
道枝駿佑「えっ!ずるい!じゃあ俺も!」
俺も先輩の腕時計の文字盤にある言葉を書いた。
藤原丈一郎「なんて書いたん?」
道枝駿佑「ふふ🤭秘密です!!」
藤原丈一郎「なんやとー!」
道枝駿佑「先輩・・・・大好きです!( *´(´꒳` *)チュッ︎︎❤︎︎(好きって書きました。届け!俺の思い!!)」
俺は秘密の言葉を耳打ちした。
藤原丈一郎「(/// ^///)」
⤴史上最大に照れました。
耳を真っ赤にする丈先輩。
可愛い♥️
道枝駿佑「これからもよろしくお願いいたします!」
藤原丈一郎「こちらこそよろしくな?」
こうして俺たちはそれぞれのイニシャルの時計をはめることにしたんや。
道枝駿佑「先輩!メリークリスマス!」
藤原丈一郎「駿、メリークリスマス!」
俺たちはいつもより甘い甘いキスをしたのだった。
終わり