初めましての方は初めまして。ヒマラヤソルトです。
先日電子ドラムを購入し、オンラインセッションしよう!となった時に躓いた点や検索しても解決しなかったことなどを備忘録としてまとめました。
音楽の知識&経験がほぼ0の状態から始めたので、この記事はかなり初心者向けな内容です。
今回、オンラインセッションにはSYNCROOM(シンクルーム)を使用します。
SYNCROOM(シンクルーム)とは?
ざっくり言うと、遅延が少ない環境でリモート(遠隔)で音楽セッションができるサービスです。
詳しくはホームページに書いてあるのでご覧下さい。
使用機材
筆者が使っている機材です。
【電子ドラム】YAMAHA・DTX452KS
【オーディオインターフェース】Roland・Rubix22
【シールドケーブル】CANARE・SPC03 PURPLE
【パソコン】HP・デスクトップパソコン(intel Core i7、32GB)
【OS】Windows10 Pro・64bit
【ヘッドフォン】JVC・HA-RZ510
オーディオインターフェースって絶対に必要なの?
シンクルームについて調べていると出てくる「オーディオインターフェース」と言う単語。まず、知識ゼロの筆者はそこで躓きました。
結論を言うと、オーディオインターフェースは買った方が良いと思います。
実際にオーディオインターフェース有り・無しどちらの状態でも試してみましたが、やはりオーディオインターフェースを通した時の方がノイズが少なく遅延も少なく感じました。
なおシンクルームでは推奨環境としてオーディオインターフェースの使用が推奨されており、遅延やノイズを減らすためには必要な機材です。
1〜2万のものを買えば安心だと思います。ちなみに筆者はメルカリで中古品を購入しました。
※そもそもオーディオインターフェースって何?と思った方は、Google先生に聞いてみてください。
必要な機材
シンクルームを使うにあたって必要な機材は以下の通りです。
写真の機材はケーブルなど何も繋いでいない状態です。
繋いだ状態の写真は次の項にまとめています。
まず大前提として電子ドラムは必須です。(当たり前なのですが、一応記載しておきます。)
①オーディオインターフェース(できればRolandかYAMAHA製)
②シールドケーブル(エレキギターとアンプを繋ぐケーブルみたいなやつです)
③Φ6.5のイヤホンジャックがついたヘッドフォン または アンプ内蔵型スピーカー
※筆者はΦ3.5のイヤホンジャックがついたヘッドフォンにΦ6.5変換プラグを差して使用しています。
変換プラグを差した状態。
④電子ドラムの音源モジュール
⑤音源モジュールの電源アダプター
⑦それなりのスペックを備えたデスクストップかノートPC
あと必ず必要なものではありませんが、相手との意思疎通がとれる手段があると良いです。
筆者は相手とはスマホでディスコードやLINEなどで通話しながらセッションしています。
相手との通話手段がない場合は、上記に加えてマイクも用意します。コーラス等の歌声をドラムの音と同時に相手に聞かせたい時もマイクが必要になります。
配線
次にどこにどのケーブルを繋いでいるかの解説です。
写真内の番号は上記の「必要な機材」に書かれている番号と連動しています。
まずは①オーディオインターフェースから。
②のシールドケーブルは1L・2Rどちらに差しても音は聞こえます。
マイクを使用する場合は空いている方に接続します。
⑥のUSBケーブルのType-A側をPCのUSB口に差します。
これがオーディオインターフェースの電源ケーブルの役割を果たしています。
次に④の電子ドラムの音源モジュールの配線です。
⑤の電源アダプターはコンセントに差します。
ケーブルを接続し終わったら、パソコンを起動しオーディオインターフェースのドライバをインストールします。
インストールした後は念の為再起動しておくことをオススメします。
再起動のあと、電子ドラムの電源を入れてパッドを叩くと、ヘッドフォンから音が聞こえるはずです。
音が聞こえることを確認できたら、シンクルームをインストールし起動します。
これでオンラインセッションの準備は完了です。
シンクルームに接続する
まずシンクルームの設定を開きます。
最初にログインを求められると思うので、会員登録を済ませます。
ログイン後の画面がこちら。
左下の設定をクリックするとこのようなウインドウが開きます。
赤い四角で囲ったオーディオデバイスを
1段目をASIO
2段目を使用しているオーディオインターフェース
3段目を44100 Hz
に変更します。
これで初期設定は完了です。
オンラインセッションの準備
初期設定が終わったら先ほどのメイン画面に戻り、ルーム名とパスワードを入力して「ルームをつくる」をクリックします。
誰でも入ってきてOKな場合はパスワードを設定せず、公開を選択してルーム作成。
身内だけのセッションなど来る人を限定したい場合は非公開を選択してルームを作成します。
既に作成されているルームに入る場合は、相手にルーム名とパスワードを教えてもらい入力し「ルームに入る」ボタンをクリック。
これでオンラインセッションができるようになります!
お疲れ様でした。
最後に
いかがでしたでしょうか。
かなり丁寧に解説したつもりですが、何か分からないことがあれば随時質問受け付けますので、コメントへお気軽にどうぞ。筆者の知識の範囲で答えます。
それでは良きバンドライフを!