※ メイキングの内容を一部含みますので、まだご覧になっていない方は購入後に読んでくださいね。



恋仲や図書戦の余韻も冷めやらぬ中ですが、我が家にも「ストロボ・エッジ」のDVDが届きました♡

映画化が決まるずっと前から読んでいたストロボなので、咲坂伊緒さんのイラスト書き下ろしのポストカードもすっごく嬉しい~!!

ブックレットを眺めているだけでもストロボの世界を思い出して幸せなのに、特典ディスクが本当に盛りだくさんなのですよ(*´艸`*)

中でもメイキング映像と一緒に蒼ちゃんと有村架純ちゃんがハイライトシーンをふり返るコメンタリーがすごくすごくすごーーーく良かった!!

2人がそれぞれお芝居に対してどんな価値観で向き合ってるか、演じるにあたってどんな風に気持ちを作っていったか…とってもよくわかるコメンタリーになっています。

そしてやっぱり架純ちゃんと蒼ちゃんは空気感が似ていて、コメンタリーを聞いてても落ち着いててスーっと言葉が入ってくるの。

こういうコメンタリーならずっと聴いていたい(*˘︶˘*)。.:*♡

インタビューなどで、廣木監督はほんの少しのヒントを与えて、あとは役者に考えさせる…それによってリアルな心情の動きを撮っていく監督だ、ということはわかっていたんだけど、実際にメイキングを見てその意味がすごくよくわかりました。

蒼ちゃんも架純ちゃんもこのタイミングでストロボの撮影があったことで、役者さんとして学ぶことがたくさんあっただろうなぁって私でもわかるくらいに。

蓮くんが理想だっただけに最初はプレッシャーだったという蒼ちゃんだけど、やっぱり思い入れの強かった一ノ瀬蓮という役と向き合い、廣木監督の元で自分で考えるお芝居をさせてもらったことが、大きくステップアップするきっかけになってるんだろうなーって感じます。

仁菜子が階段から落ちそうになったところを蓮くんが抱きとめるシーンの後、蓮くんに不意にギュっとされて安堂くんに言われたことが頭をよぎるシーン。

「わかってるよ!!」と誰もいないホームで叫ぶ人仁菜子を見ながら…

相手がいないお芝居ってどう? なんか難しくない?

相手がいた方が俺は…こう、もらえるじゃん。
もらってそれにリアクションできるけど。

難しいよね、やっぱり。

でも、ここの「わかってるよ!」がすげぇいいなーって思ったから。
どうやってやってんのかなーと思ったけど。

もう、あの安堂くんの台詞を考えて…
そりゃあさ、普通に生活してて、急に「わかってるよ!」なんて叫ぶ人いないけど笑 
それは仁菜子として…と思ってやってたかな。

あー普段こんな風に話してるんだなーっていうのが垣間見えるような、いい空気感でのタメ口のやりとりにほっこり。

あ、あともうひとつ。

蓮くんと麻由香の別れのシーンの後、蓮くんがひとり静かに泣いてるシーン。

何考えてたの?こういう時。

この撮影の前のシーンが別れる時だったから、それを思い出してたね。

監督がさ、「蓮は泣くでしょー」って言って。で、本番の前、「泣かなくてもいいから」って言うの!何それ、みたいな笑

廣木さーーん笑

カットがかかったあと、静かに蒼ちゃんの肩をポンと叩いてく監督がいました。

このシーン、一発OKで見事に泣いてくれたって、監督がインタビューで話してたよね。

新潟ロケの時は1ヶ月間毎日男3人で部屋に集まって芝居について語り合う日々だったとも言ってたし、こうやってひとつひとつ監督がヒントを出したり、自分たちで考えたりを繰り返しながら作られていった作品なんだなぁと思うと感慨深い。・゚・(ノ∀`)・゚・。

まだまだたくさんいいコメンタリーがあるので、ぜひぜひ購入して、見て、聴いてほしいです。

蒼ちゃんがコメンタリーの最後に話してた言葉がとっても印象的でした。

こういう映像をみていつも思うのは、アルバムを振り返ってるようだなって。
俺たちの仕事って、映像に残してくじゃない?
歴史に名を刻んで、それがいつまでも見られる。
メイキングとか、そこに生きてる過去の自分を見られる、それってすごい仕事だなって。
本当にいい時間をありがとうございました。

作品のひとつひとつが、俳優の蒼ちゃんとしてのアルバムとなって残り続けていくんだね。

そのアルバムの作品を共有してもらえてることに感謝だなーってしみじみ思ったり。

あまり自分のことを語らない蒼ちゃんがこんな風に自分のお芝居についてたくさん語ってるのを見られるのってすごく貴重な機会でした。

コメンタリーを聞いた後に本編を見ると、またさらに心に響いたよ。

昨年の夏はストロボ・エッジ、今年の夏は恋仲の撮影に励んでいた蒼ちゃん。来年の夏はどんな役を生きてるんだろうね?

まずはこの秋、どんなお仕事が発表されるのか、楽しみです(*´艸`*)