遺族に向けらるマイク | 【常時疲労状態】―意識のバトルロイヤル―

【常時疲労状態】―意識のバトルロイヤル―

ブログ主:天涯孤独・躁鬱病・セクシャルマイノリティー。

苛め・ヒキコモリ・寝たきりの親の看護・看取り経験あり。

こんな人間のぼやきです。

   父が亡くなった時、母が他界して半年後という事と、大袈裟にしたくないという思いから
   ご近所(それ程親密ではないので)にも知られないよう、密に独り葬儀の仕度をしていた。


   しかし…ちゃんといらっしゃるのです。人の不幸には敏感で、人の気持ちには鈍感な方が

   こちらは〝私しかいないんだから、私がやるしかないんだから〟と悲しみも憤りも堪え
   動揺を隠しながら必要なものを揃えていると、インターフォンが…。

   あーやっぱりだ。前々から苦手だったあの方が、好奇心ウズウズで来られた。
   そして根掘り葉掘り聞き出そうとする。しかし頑固な私は出来るだけ答えずにいた。

   好奇心が満たされぬ不満にあの方は仰った。
   「どこかの宗教にでも入ってらっしゃるの?まーそんなしゃあしゃあとして~」

   身内だけの密葬で行うと強調したのに、その方は葬儀場まで来て下さいました。

   戸を開けるなり、「まーどうして●●さんがこんな姿に~」とか叫んで号泣。参った。

   寝たきりの母の状態や、家の中も探りたがってたし
   最期に父が入院した日には、ある物をくれるのを口実に探りに来たし。

   父はちょっといい事言われると、コロっと騙されるから、余計な話もしたろうな。
   相手も父の、自分に都合のいい話を聞いていただろうから
   私は凄く悪い娘になっている筈。両親の葬儀でも涙は見せずに笑いを取ってたし。

   しゃあしゃあさんは、あちらこちらの方の情報収集をして、それを皆に広めて
   どうぞお元気でご活躍下さい。きっと長生きされる事、間違いなし!!