「鹿の国」という
ドキュメンタリー映画を観てきました。
長野の戸隠神社には
毎年伺うのですが
諏訪の方には
行ったことがありません。
映画「鹿の国」は、諏訪大社を中心に広がる地域文化や風俗、
そして神々と人々の日常が織りなす営みを描いた
美しいドキュメンタリー映画です。
この作品は、日本の伝統的な自然観や信仰を映し出しながら
現代の生活の中で失われつつある
「繋がり」の大切さを静かに問いかけます。
自然と人、心と体の調和というテーマが特に心に響きます。
諏訪大社の四季折々の祭事や、
人々の神に捧げる祈りは
東洋医学が重んじる、流れやバランスの均整の様。
大地の恵みを感謝する祭り
自然のサイクルに合わせた生活のリズム
私たちの健康を支える陰陽や五行の考え方と通じますね。
東洋医学では、身体と心が一体であり
自然界との調和の中に健康があると考えます。
同じように、映画の中の人々の生活は
信仰が単なる特別な行為ではなく
日々の営みの一部として息づいていることを教えてくれます。
まるで私たちの体が鍼灸によって整えられ
全体のバランスを取り戻すように
地域と人々の調和を表現していました。
「鹿の国」を通じて、自分自身の内側と外側
そして自然とのつながりについて
改めて考えるきっかけを得ることが出来ました。
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ヒロ鍼灸マッサージ院
Hilo Acupuncture and Acupressure Clinic
院長 國定広丈
Clinic Director : Kunisada Hirotake