「活法(かっぽう)」
というものを今月から習い始めました。
かっぽう
というと
「割烹」という字が思い浮かぶと思いますが
全く違うものです。
歴史は戦国時代にまで遡ります。
戦国時代には「殺法」と「活法」がありました。
殺法は古武術として伝承され、活法は負傷者や仮死者の治療に使われたのです。
負傷したり怪我をしても
すぐに戦場に復帰しなくてはならないので
そこから発展してきたようです。
活法は秘伝で伝承され、書物にはほとんど記録が残っていません。
明治以降、西洋医学の普及で存続の危機を迎えましたが、民間療法として生き残り、
やがて「正体」から「整体」へと変わりました。
整体のルーツは活法にありますが、形を変えたため、現在の整体にその面影はほとんど見られません。
活法の優れているところは
効果の範囲が大きい事です。
鍼灸はある意味、ピンポイントで効果を狙いますが
活法ですと大きな範囲に「ドカーン」
と効かせる感じ。
しかも相手への負担は少ない。
痛くない。
むしろ、ストレッチされてる感じの術もあります。
これから6か月学んでいきます。
これはスタートです。
全ての技を学ぶには途方もない年月が掛かりますが
のんびり確実に進んでいきます。
新しい技にご期待ください!
自分が一番ワクワクしています。
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ヒロ鍼灸マッサージ院
Hilo Acupuncture and Acupressure Clinic
院長 國定広丈
Clinic Director : Kunisada Hirotake