タトゥー除去には「レーザー」と「切除」──それぞれの特徴と選び方
最近は海外の影響やSNSの普及もあり、
日本でも「タトゥー=自己表現」として若年層を中心に受け入れる人が増えてきています。
一方で、温泉やプール、職場などでの制限もいまだ残り、
「消したい」と相談に来られる方も少なくありません。
今回は、そんなタトゥー除去の主な方法である
レーザー治療 と 切除手術 の違いや、治療を選ぶ際の目安についてご紹介します。
◆タトゥー除去の主な方法
レーザー治療
皮膚を削るのではなく、色素を分解して体内で代謝させる方法です。
一般的に使用されているのはQスイッチルビーレーザーやYAGレーザーなどの医療用レーザーです。
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傷跡が残りにくい
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黒や青などの単色は反応しやすい
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カラフルな色や深い位置は回数がかかる
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局所麻酔や麻酔クリームで痛みを軽減
少しずつ色が薄くなっていくため、
「自然に目立たなくしたい」方に向いています。
切除手術
タトゥーを含む皮膚を外科的に切除して縫い合わせる方法です。
小さいものであれば1回で確実に除去可能。
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色や深さに関係なく除去できる
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傷跡が残るが、形成外科的に縫えば目立ちにくい
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部位によっては引きつれ防止の工夫が必要
「早く確実に取りたい」方に適しています。
◆治療の選び方の目安
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小さいタトゥー(1~2cm以下) → 切除術:1回で除去可能
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広範囲・カラフルなタトゥー → レーザー治療:複数回で徐々に薄く
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手首や指など目立つ部位 → レーザー治療:傷跡を避けやすい
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確実に取りたい・早く消したい → 切除術が向いている
タトゥーを入れる理由も、消したい理由も人それぞれ。
レーザー治療と切除手術にはそれぞれの特性があり、
部位や大きさ、生活スタイルによって最適な方法は異なります。
「できるだけ傷を残さずに消したい」
「早く確実に取りたい」
当院では、Qスイッチルビーレーザーによるタトゥー(入れ墨・刺青)除去と、
切除術によるタトゥー(入れ墨・刺青)除去の両方に対応しています。
タトゥー除去の方法に迷ったら、まずは形成外科にご相談ください。
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ヒルズ美容クリニック
この記事は丸山成一医師監修のもと作成しています