眼瞼下垂を伴うサンケンアイの治療〜挙筋腱膜前転術の解剖〜 | ヒルズ美容ステーション
2018年09月14日(金)

眼瞼下垂を伴うサンケンアイの治療〜挙筋腱膜前転術の解剖〜

テーマ:目の上のへこみ(サンケンアイ)治療

今回は眼瞼下垂を伴うサンケンアイの治療です。

 

また挙筋腱膜前転術をイラストと、

 

実際の解剖でわかりやすく解説しています。

 

症例は47歳女性です。

 

目の上の凹み(サンケンアイ)の症状により、

 

年齢よりも老けて診られるということでした。

 

眼瞼下垂・サンケンアイ

 

所見として、目の上の凹み(サンケンアイ)、重瞼ラインが広い、

 

また目を大きく開いてもらっても殆ど通常の状態と変わりません。

 

これは眼瞼下垂の状態です。

 

手術は局所麻酔下にて挙筋腱膜前転術を行います。

 

眼瞼下垂・サンケンアイ デザイン

 

デザインです。

 

瞼縁から約6mmにデザインします。

 

このようなサンケンアイの症例では皮膚を切除しません。

 

目が開きにくい原因が皮膚のたるみではないためです。

 

それでは挙筋腱膜前転術をイラストで解説します。

 

挙筋腱膜前転術 イラスト

 

挙筋腱膜が伸びきってしまっている場合や、瞼板から外れていることにより、

 

眼瞼下垂が起こり、

 

また連続する眼窩脂肪を包む眼窩隔膜も奥に引き込まれ、目の上が凹みます。

 

そのため挙筋腱膜を瞼板に固定する(前転;前に引き出してくる)ことで、


連続する眼窩隔膜も前に引き出され、

 

凹み(サンケンアイ)と同時に、下垂症状も改善します。

 

さらに挙筋腱膜前転術を解剖でわかりやすく補足します。

 

挙筋腱膜前転術 解剖

 

上段は目の解剖です。挙筋腱膜の下にミュラー筋があり、

 

上方には眼窩脂肪を認めます(サンケンアイでは眼窩脂肪の除去は禁忌)。

 

挙筋腱膜は先端は薄く徐々に分厚くなります(*)。

 

(*)挙筋腱膜と瞼板とを糸で縫着する時(前転時)の重要なポイントになります。

 

画像をみてもわかるように、出血を出来るだけ抑えることで、

 

術野が綺麗に見えますし、術後の腫れを予防できます。

 

最後にbefore & afterを確認しておきましょう。

 

眼瞼下垂・サンケンアイ before & after 開眼

 

重瞼ラインが下がり、目の開きが良くなっています。

 

また目の上の凹み(サンケンアイ)が改善しています。

 

かなり若返った印象です。

 

眼瞼下垂・サンケンアイ before & after 閉眼

 

術後1ヶ月の傷ですが重瞼ラインとして落ちています。

 

時間の経過とともにさらに目立たなくなるでしょう。

 

眼瞼下垂・サンケンアイ before & after

 

眼瞼下垂によって開きぬくかったため、

 

術前では前頭筋を使って(眉毛の挙上とおでこのしわ)目を開けていましたが、

 

これらも改善されています。

 

 

いかがでしたか?

 

このように目の凹みが顕著で、

 

上まぶたの下垂があり、

 

重瞼ラインが上方に位置していても、

 

適切な処置を行えば、見た目・機能は改善します。

 

          丸山成一

 

※before &afterの画像についてのご注意

写真はあくまで参考画像であり、症例により効果や満足度は異なりますのでご了承下さい。

 

※リスク・副作用・合併症

内出血、腫脹、左右差、後戻り、浅い重瞼線、深い重瞼線、不整な重瞼線(予定外重瞼線)、目が開きすぎる、角膜炎、ドライアイ、目の開きが悪い、瘢痕形成(傷跡が残る可能性があります)、頭痛、目の奥の痛み、自分が想像していた結果と異なるなどが考えられます。

 

 

 

 

ヒルズ美容ステーションさんをフォロー

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

コメント

[コメントする]

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス