一般外科縫合と形成外科の縫合の違い~ | ヒルズ美容ステーション
2015年06月24日(水)

一般外科縫合と形成外科の縫合の違い~

テーマ:傷跡修正

傷を縫合することは、

 

形成外科では基本中の基本手技ですが、

 

一般外科や救急外来での処置では、

 

止血と傷を閉鎖することを第一に考えますので、

 

後々生じる傷跡のことを考えて縫合する施設や医師は、

 

残念ながら少ないと思います。

 

特に女性が顔をケガし、

 

縫合が必要な際はとても重要な問題となります。

 

その病院に形成外科医がいるかどうかで、

 

後々の傷の経過が大きく変わってしまいます。

 

今回は、若い女性で額にケガをして、

 

 

数日前に外科外来で縫合され、

 

その傷の経過に不安となり、来院された症例をご紹介します。


縫合です。ラフに行われていて、

 

特に傷の辺縁は壊死しているのか?

 

それともカサブタなのか?

 

黒く変色しています。


まず抜糸し、黒く変色した部分を切除しました

 

次に真皮縫合(形成外科で行う特殊な中縫い)を行い、

 

更に表面を細かく縫合しなおしました。


まだ再縫合後1ヶ月ですが、経過をみていきましょう。

 

ずいぶんスッキリしました。

 

 

患者様も満足し安心されておりました。

 

まだまだ時間の経過と共に目立たなくなりますので、

 

楽しみです。

 

 

いかかでしたか?

 

形成外科医にとっては、

 

このような縫合を普段から当たり前のようにやっているのですが、

 

やはり普段からトレーニングしていないと、

 

縫合創が今回のような結果となり、

 

患者様に不安を与えかねません。

 

ケガをしたら、

 

その病院に形成外科がいるかどうかを確認してもよいでしょうね。

 

 

                      丸山成一

 

 

 

 

※before & afterの画像は、参考画像であり症例により効果や満足度は異なりますのでご了承下さい

 

※リスク・副作用・合併症

■縫合による傷跡修正

内出血、腫脹、傷のし開(しかい;傷が開く)、糸が出てくる(埋没縫合した糸がでてくることがある)、縫合糸膿瘍、テープ(傷の安静をはかるためのテープ固定)かぶれ、傷が長くなる、ドッグイヤー(傷跡の両端が盛り上がる)、傷の肥厚・陥凹、修正前より目立つ、自分が想像していた結果と異なるなどが考えられます。

 

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