小鼻縮小〜手術適応の見極めと傷跡の修正〜 | ヒルズ美容ステーション
2014年12月09日(火)

小鼻縮小〜手術適応の見極めと傷跡の修正〜

テーマ:他院修正

今回は小鼻縮小(鼻翼縮小)術後の傷の修正について説明します。

 

その前に・・・一言!

 

小鼻縮小術は見極めが大事であり、

 

適応もないのに団子鼻だから縮小!

 

笑った時に広がるから縮小!などはNGです。

 

また、小鼻を両サイドから中央に押してみて、

 

正面からみて鼻孔が三角形にとがったり、人中が伸びたようにみえたり、

 

下からみて鼻孔が変形したら、そもそも適応がないです。

 

そして、

 

適応があれば小鼻の形態によって術式が異なるので注意が必要です。

 

小鼻の形態 張り出し型 すそ野広がり型

 

張り出し型には外側法、

 

すそ野広がり型には内側法です。

 

特に外側法は傷跡が目立ちます。

 

理由は口を動かす(特に「イー」)と、縮小した方向と逆方向に力が加わります。

 

また切開の仕方によっては、引きつれなどで悩まれる場合もあります。

 

 

今回は、以前に別の病院で縮小を手術を受けて、

 

その傷跡を気にして来院された症例を供覧してみましょう!

 

 

外側法の術後です。

 

小鼻の溝に沿って切っているのか、

 

また運動刺激によるものか・・・

 

傷跡が目立ちます。



 

特に「う~~~」という口の動きをすると傷が引きつれています。

 

特に左の小鼻の付け根の傷跡と、それによる引きつれが気になり、

 

同じ病院で修正まで行ったということでした。

 

 

問題は3つあり、

 

①初回の手術で小鼻の溝にそって切開しています。

 

②2回目の修正手術で引きつれを十分に解除していない。

 

③術後固定を行っていない可能性があります

 

①に関しては、

 

そもそも「小鼻の溝に縫い跡がくると目立つ」という知識がなかったり、

 

また基本的な手技に誤りがあったことが考えられます。

 

また②に関しては、

 

修正の際にZ形成術などで引きつれを解除しておけば、

 

再度の引きつれを予防できた可能性があったと思われます。

 

最後の③に関しては、

 

傷は運動刺激によってどうにもで変化する(可塑性がある)ので、

 

その期間は傷の安静をはかる必要があります(テープ固定など)。

 

 

そこで今回は残っている引きつれを解除することと、

 

傷跡さらに目立たなくするようデザインし手術を行いました。

 

 

まずジグザグに切開し、引きつれを解除し、

 

更にA点をA’点に移動することで、小鼻が外側に膨らむことを予防しました。

 

それでは最後に手術後3ヶ月の状態を確認してみましょう。





 

傷は綺麗に修正できました。

 

また「う~~~」をしても引きつれていません。

 

そして両ほうれい線をまたぐようにして、

 

四六時中、約3ヶ月テープ固定を行ってもらいました。

 

 

いかがでしたか?

 

小鼻縮小はまず手術適応かどうか、

 

また手術法の見極めや手術手技

 

そして術後の傷の安静をはかれるか、

 

それらをクリアーすれば綺麗になる可能性が高くなります。

 

             丸山成一

 

※before & afterの画像についてのご注意

写真はあくまで参考画像であり、症例により効果や満足度は異なりますのでご了承下さい。

 

※リスク・副作用・合併症

内出血、腫脹、左右差、鼻翼(小鼻)が硬くなる、形態異常、鼻孔の変形、人中が長くなることがある、笑った時の口の開きが不自然、傷の哆開(しかい;傷が開く)、糸が出てくる(埋没縫合した糸がでてくることがある)、縫合糸膿瘍、テープ(傷の安静をはかるためのテープ固定)かぶれ、傷の肥厚・陥凹、瘢痕形成(傷跡が残る可能性があります)、自分が想像していた結果と異なるなどが考えられます。

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