顔面の5大じわについて・・・
今回は久々のコラムです。
内容は・・・
顔面の5大じわについて解説したいと思います。
ところで皆様は“顔面5大じわ”と聞いて、
どこのしわを思い浮かべるでしょうか?
“ほうれい線?” それとも “眉間のしわ?”
色々とあると思いますが、
我々の施設でしわ治療を行った結果、
最も多い5つのしわを5大しわとして解説したいと思います。
まずは・・・
皺眉(すうび)筋の収縮が繰り返されることによって深くなっていきます。
眉を中央に寄せる・・・いわゆる “しかめっ面”の時に出来るしわです。
患者様の中には孫に似顔絵で描かれたり、
“おばあちゃん角が生えてる”なんて言われることもあるようで、
比較的目立つしわです。
ゴルゴ線です。
ほうれい線と目の下のたるみの間にでき、
“ミッドチークライン”とも呼ばれています。
加齢によって目の下から頬にかけて皮膚のたるみが起こり、
そのたるみが頬骨の下縁のくぼみとの間でせき止められ、
段差がより強調されて生じます。
よく知られているほうれい線です。
最もお問い合わせも多く、改善したいNo.1の気になるしわです。
皮膚にたるみが出てくると、
笑ったり、しゃべったりすることで“より深く”なっていくしわです。
更に・・・
梅干しジワです。
“う~~~”と言うときに、口輪筋が収縮し生じます。
また歯茎が痩せてきても生じます。
ここは予防することが難しく、
ヒアルロン酸が最も効果的と言われています。
マリオネットラインです。
腹話術人形の口の横にある線ですね。
これは頬のたるみによって生じます。
この線が認められるということは、
フェイスラインが崩れている可能性が高く、
横から見るとブルドッグのようなたるみが生じている可能性があります。
さてさて、
このような5つのしわに対してどうすればいいのでしょうか?
実際・・・しわはある程度予防はできます。
表情を作るときに気をつけてみたり、
たるみが生じないようにマッサージを行ったり、
急に痩せたりしないように心がけたり、
・・・と色々とあります。
またヒアルロン酸やボトックスなどを利用した治療で、
しわが深くなることを防ぎ、
結果的に老化を先送りすることもできます。
しかし放置し深くなりすぎてしまうと・・・
手術でしか改善できないような場合もあります。
顔面5大じわ・・・
自分が気になるしわがどれかに当てはまりましたか?
他にも目尻や、額の横じわなどもありますが、
それぞれのしわが深くなる前に、
予防や治療を行うと良いと思います。
丸山成一