鑑別が必要なシミ〜肝斑とADM〜 | ヒルズ美容ステーション
2007年10月03日(水)

鑑別が必要なシミ〜肝斑とADM〜

テーマ:院長の美容コラム

現在、様々なレーザー治療器、温熱治療器がクリニックで稼働しています。

 

シミをとる器機

 

肌を綺麗にする器機

 

肌質を改善させる器機

 

ニキビを改善させる器機

 

赤あざを改善させる器機

 

などが導入され、症状や需要に応じて、

 

医師は様々な器機を使い分け施術します。

 

一番需要が多いものは、シミに対する治療器だと思います。

 

ところで大抵の患者様は、

 

シミは“簡単に治療できるものだ”と思われています。

 

実はそうではありません。

 

治療する器機やシミの種類、あるいは色、深さなどによって結果に違いがでるでしょう。

 

また正確に診断しないといけないシミもあります。

 

今回はその正確に診断しないといけないシミについてお話します。

 

それは、肝斑(かんぱん)とADM(後天性真皮サイトメラノーシス)です。

 

両方のシミともに両頬を中心にできますが、

 

肝斑はベタッとした感じで両頬に広がり、

 

両眉毛のあたりや、鼻と口の間にヒゲのように認めることもあります。

 

一方でADMは、うすい青黒い3mm大の円形のシミが両頬に集合して認めます。

 

この2つのシミは似ているのですが、

 

治療方法が全く異なります。

 

肝斑は炎症性のシミで、レーザー治療を行うと悪化します。

 

何故ならレーザー治療も、炎症を起こしてシミを除去する経過をとるからです。

 

そのため炎症に炎症重ねてしまい悪化するわけです。

 

まずは抗炎症剤のトラネキサム酸の内服が基本となります。

 

一方でADMは、レーザー治療が効果的です。

 

あざの一種だとも言われているので、

 

複数回の治療が必要になります。

 

 

このように、一見似たようなシミを治療する場合、

 

誤診して治療を開始してしまい、逆にひどくなっては後の祭りです。

 

肝斑やADMは、非常に注意深く診察し鑑別すべきでしょう。

 

患者様の中には自己診断を行い、

 

シミというものは簡単に治療できると考えがちですが、

 

“紛らわしいシミ”があることを念頭におき、

 

医師に適切な診断を仰ぐことも重要です。


           丸山成一



 

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