いつから自分は形成外科や美容外科にすすもうと思ったのか・・・
いつ頃からですかね・・・
形成外科医になろうと決めたのは・・・
私は小さい頃から、絵を描くことや、
おもちゃのブロックを使って、ものをつくったり、
プラモデルをつくったり、
とにかく、そういうことが好きでした。
そして、それがいかせる職業につきたいと思っていました。
大学4回生の頃、「形成外科」という学問に出会いました。
日本ではまだマイナーな科だった形成外科・・・
癌が原因で顔の半分がなくなってしまった患者さんに
身体の別の部分の筋肉を使って、再建しているのをみて、
衝撃をうけたことを、今でも鮮明に覚えています。
その頃からですかね・・・
「形成外科医」になりたいと思ったのは・・・・・
形成外科医になってからは、その「奥の深さ」を実感しましたし、
どこで、それが完結されるのか・・・
いまだに、わかりません。
もちろん、「美容外科」の分野もそうです。
日本ではまだまだ、学問的に遅れていますし、
悪いイメージが定着していることも事実です。
これから、そういうイメージを払拭していかないといけません。
私は立派な学問だと思いますので・・・
「形成外科」 という学問は “いかに” 正常な形態に近づけるか・・・
「美容外科」 という学問は “いかに” 今よりももっと美しくするか・・・
“いかに” その人が歩んできた身体の軌跡を
解剖学的に、巻き戻していくか・・・
ほんと、奥が深いと思います。
丸山成一