2007年09月11日(火)

脂肪が気になる ②

テーマ:脂肪吸引

今回は前回に引き続き、

 

「脂肪吸引」を説明します。

 

今回もいつものようにイラストを交えて説明します。

 

症例はウエスト上腹部の痩身を希望された患者様です。

 

それほど脂肪がついているようには思いませんでしたが、

 

本人が「下腹部より上腹部の脂肪を取ってほしい」ということでしたので、

 

上腹部を中心に吸引することにしました。

 

このような場合、吸引のバランスが非常に大切になってきます。

 

とにかく “取りすぎ” は絶対にいけません。

 

 

手術は麻酔科の専門医あるいは指導医の管理のもとで、

 

全身麻酔で行います。


 


手術前の状態です。


 

マーキングした範囲の脂肪を吸引します。

 

おへその上端の部分に3~5mmの切開を加えます。

 

カニューレを差し込み、止血剤含有の生理食塩水を散布しながら、

 

脂肪を細かく砕きます。

 

いかに均一にかつ細かく砕くかがポイントなります。

 

あとで吸引しやすくなるからです。

 

吸引を浅い脂肪層を中心に行えば、凹凸ができる可能性があります。

 

 

私の場合は、手を添えて深さを確認しながら丁寧に行います。

 

ウエスト部分も同様に行いますが、

 

両足の付け根(下着でかくれるところ)に3~5mmの切開を加えて行います。

 

吸引後はしっかり腹帯を使用して圧迫し、

 

脂肪が吸引されて生じたデッドスペースをくっつけます。

 

 

それでは術前・術後を比較してみましょう。


 

 

before                                       after


 

施術後約3週間の状態です。

 

一部少し内出血のあとがありますが、

 

上腹部とウエストまわりがすっきりしました。

 

 

いかがでしたか?

 

このように「脂肪吸引」はただ吸引するのではなく、

 

全体的のバランスを考え、丁寧に行うことが大切です。

 

                丸山 成一

 

 

※before &afterの画像についてのご注意

写真はあくまで参考画像であり、症例により効果や満足度は異なりますのでご了承下さい。

 

※リスク・副作用・合併症

内出血、腫脹、左右差、血腫、吸引部分の凹凸、皮膚壊死、感染、瘢痕拘縮、感覚鈍磨、脂肪塞栓による各種症状(肺塞栓など)自分が想像していた結果と異なるなどが考えられます。

また吸引部の切開創は、傷の哆開(しかい;傷が開く)、糸が出てくる(埋没縫合した糸がでてくることがある)、縫合糸膿瘍、テープ(傷の安静をはかるためのテープ固定)かぶれ、ドッグイヤー(傷跡の両端が盛り上がる)、傷の肥厚・陥凹、ケロイド形成などが考えられます。

 

 

 

 

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