楕円チェーンリングの効果 | 万年2位の高齢者

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体が使うエネルギーが同じなら、楕円チェーンリングが真円チェーンリングよりも出力が上がるのは理屈上明らかなんですが、多くの方々は理論を無視して自分の感覚だけでものを仰る

効果があるだのないだの…

あるに決まってるやん

 

何度も書きますが、自転車を進める力の大部分は1~5時の接線方向の入力(トルク)によるものです

その大部分が2~4時のトルクです

なんぼ上手いこと回す(回してるつもり)人でもこれだけは変わらない

360°満遍なく力を加えるのは人体構造上不可能

 

踏む力は大腿四頭筋、大殿筋、ハムなど大きな力が出る筋肉を使い、重力も自分の体重も利用できます

引き上げる力は力の弱い腸腰筋と一部大腿直筋が担って片脚で10kg前後もある重量物を重力に逆らって持ち上げています

9時にトルクをかけれたとしても脚の重力分の98N引かれてしまうんです(実際もう少し小さくなるけど細かいとこは気にせんといてね)

 

上死点や下死点では重力は関係ありませんが、体重も使えないし接線方向の力を大きく掛けれる筋肉なんぞ存在しません

だから上死点や下死点付近はチェーンリングの直径を小さくして素早く通過させて、トルクの掛けやすい2~4時(Q-RINGSではなぜか3~5時)は直径を大きくして通過時間を長くし、大きいトルクがかかっている時間が長くなるようにしているのが楕円チェーンリングなのです

 

真円じゃないと上手いことペダリングできないスキルのない人は別ですが、普通は楕円の方が同じ努力度ではパワーが上がるのは当たり前

それに普通は5分も乗れば慣れる!

 

 

その実験は後々やるかもしれません

自分はとっくの昔に納得済みなので他人に教えるためだけの実験、あんまりやる意味ないから気が向いたらね

 

 

昨日の夜の実験

ペダリングモニターを使った場合、楕円チェーンリングが真円チェーンリングよりどれだけ高い数字が出るか?

 

前回実験したときは楕円チェーンリング(O.symetric)を使う場合、ペダリングモニターの出力を2%少なくしたら真円チェーンリングとほぼ同じ値が出るという結果になりました

 

しかし、ホンマにそれで合ってるのか?という疑問があり追試をやりました

大体はあってるんですよ

3%でも1%でもええやないかい!

という人が大半と思いますが、細かいことが気になる性格がこれをやらせている(^◇^;)

 

GTローラーで、ペダリングモニター(以下PMと略)とパワータップG3(以下G3と略)を両方付けて、温度変化の影響を受けて表示出力が変化すると思われるので、温度変化のの少ないと思われる屋外で実験しました

室内だと体温が上がって気温もグングン上がってくるから

 

結論は失敗

今晩やり直し

成功するまでやりますが、実験が終わらんことにはF1をフロントダブルにできません

日曜までには何とかやり終えます

 

使った真円チェーンリングは9000デュラ純正の42Tインナー用、楕円はO.symetricの42Tインナー用

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真円をアウター側に付け、楕円をインナー側に付け

なるべくチェーンラインがまっすぐになるようにリアで使うギアを固定しました

アウターでもインナーでもリアのギアは固定なので、チェーンのクロスがなるべくないようなギア、10速の大きい方から4枚目を使用

 

関係ないけど、11速もいらんのでロードでは10速を使い続けてます

でもチェーンは11速用なのです(^○^)


MTBは楕円フロントギアの最大が42Tしかない

リアが11Tだとスピードが出ないという理由で10Tが欲しいためだけに11速にしてます

 

ケイデンスは普段使ってる範囲ならどうでもええんですが、250Wを超えてくるといつものケイデンス65rpm辺りではローラーで回すのが辛いので、ケイデンスが70~80ぐらいになるように負荷を調整しました

ただ、300W出そうと思ったらローラーの負荷最大で90rpmで回さなあきません

こんなケイデンスはゴールスプリントで30~40秒しか使いませんのでほとんど意味がない

300Wでもそれなりのケイデンスで出せるように11-23Tとか、もう二度と使うことがないであろうスプロケに登場してもらわなあかんかと思います

 

昔は遊びでアウター53T縛りの11-23Tで富士ヒルを完走して入賞できるくらいパワーがあったんですが、もはやそんな筋力はない

リアは32Tがないと不安です

富士ヒルなら39-23で足りますが♪( ´▽`)

 

G3出力が同じときはローラー側の負荷は変えてません

変えたら何をやってるこっちゃわからんので

 

出力を変える毎に負荷とケイデンスのバランスがいいあたりに調整しました

 

まずブレスサーモダウンを着て適当に上げ下げしながら10分ほどアップして少し汗を出す

汗が出てきたらこっちのもん

屋外でも寒くない

大汗は出るけど体感温度的には快適です

 

100Wから50W刻みでG3出力を一定にして、PMの出力を調べました

いつも楕円チェーンリングを使うときの-2.0%のトルクアジャストは解除して0.0%に戻して行いました

 

校正はアップ前とアップ後に1度ずつ、実験開始後は校正なし

G3のオートパワーゼロ機能はオフにしています

チェーンの摩擦抵抗実験でもそうでしたが、時間とともにパワーメーターの出す数字がおかしくなってきます

春~秋だとそんなことないんですが、冬はあかんのか?

 

苦労したのに…

目的とする結果は全く得られず(ToT)

一番右の黒文字の数字がめちゃくちゃ

2回行った同じ150Wでも全然違う

 

これが出力が大きくなるに従って小さくなる(絶対値が大きくなる)ようになって欲しいんですが…

前回やったときは春か秋、出力が大きくなるにつれて直線的に楕円が高い割合が増えていきました

グラフを書いたらメチャきれいな直線に乗りました

疲れた体で250W3分維持も心が続かず2分チョイでやめてるのに、最後の300Wはまともに実験できるわけがない

しかし、実用的なのは250~300W

そこを知りたいんですよね~

まあええわ、今晩もう一度チャレンジ!

150W未満はどうでもええから主に200~300Wを中心にやろうと思うんですが、250W以上を何回もやるのしんどいなぁ~

 

今度はNPで比べてみました

傾向が全く見られない

平均出力で一定の傾向が見られなかったらNPでも同じか…

 

大失敗実験 時間の無駄遣い

カロリーは消費できたから良しとしよう!



今日は疲労のため通勤トレーニングはなし

120W出勤

昼休みは寒いから休養

一晩寝たら回復する若者と違い、爺さんはオンオフが重要なのです

今日はトレーニングやりません