念願の佰食屋!! | 司法書士法人 小屋松事務所の所長日記

念願の佰食屋!!

先日、1日お休みを頂き、念願の「佰食屋」に行くことができました。

社長の中村朱美さんという方が起業したこのお店は、働き方改革で注目された店です。

朝早くから夜遅くまでが当たり前の飲食業界で営業時間わずか3時間半(11時~14時半)という時短勤務を実現している会社としてメディアで多数取り上げられています。

 

中村社長の著書「売り上げを減らそう」には、自分たちそしてお店で働く社員の幸せを実現するために、敢えて1日100食に限定し、売り切ったら業務終了という大胆な戦略をとるに至った経緯が社長の想いと共に書かれています。

100食売り切ったら終了とすることで、働く皆がゴールを意識し、その時間の中で如何にしてお客様に満足してもらえるか考え抜き、実践する社風が生まれたそうです。

 

店の前に行列ができ、長時間並んだにも拘わらず食べることができなかったという人が出ないように朝9時半から整理券を配布し、お客様が30分単位で食事の時間を選べる形にしたり、子供連れのお客様に対しては、整理券を配布する際にヒアリングをし、あらかじめ食事する席に子供用の椅子、お皿等が用意されていたり、すべて働いている社員さんの提案から始まったそうです。

 

さらに、お子様(未就学児、小学校入学前)への白ご飯の無料サービスもあります。

社員さんの中にも小さい子供を抱えている方がいらっしゃるそうですが、そんな社員さん自身の経験が活かされた優しいサービスが提供されています。

店内には常時5名の店員さんがおり、それぞれ役割分担をしながら無駄のないスピードでもくもくと仕事をこなしています。

 

私は、今回妻と1歳前の息子の3人でお邪魔しました。

朝9時半にお店に着くように行ったのですが、着いた時にはすでに5、6人の列ができていました。

整理券を受け取り、一番早い時間帯である11時を選択し、10分前には戻ってこなくてはならなかったため、それまでの時間を近くのお寺を散策して過ごしました。

お店に戻ると、整理券を配布してくれた店員さんがすぐ中へ案内してくれました。

普通であればそのまま中に入り、念願のステーキ丼を満喫といくのでしょうが、今回は1歳前の息子と一緒です。

予定通りにはいきませんでした。

 

佰食屋のトイレで息子のオムツを替えをしなくてはならいハプニングに見舞われました。

散策したお寺には、子供のオムツ替えをする部屋などなく、替えたくても替えられなかったのです。

 

そのため、妻と息子が店のトイレをお借りし、私だけ外で待つことになりました。

後ろにいる人に順番を譲ったのを見かねた店員さんが中に入って待つように言ってくれました。

二人をしばらく待っていたのですが、なかなかトイレから出てきません。

トイレから愚図る息子の声が聞こえてきます。

落ち着かないながらも先に食べておかないと、戻ってきた妻とバトンタッチして息子の相手をできないと思ったため、私の分だけ先に注文することにしました。

 

ようやく念願のステーキ丼とご対面です。

ステーキ定食、ハンバーグ定食がある中、迷うことなくステーキ丼をチョイスしました。サイドメニューの味噌汁と、定評のあるハンバーグを注文しました。

お店の方が料理を提供する際、ステーキ丼の美味しい食べ方について丁寧レクチャーして下さり、隅々まで行き届いた接客に感動しました。「さすが佰食屋!」

早くから並んで整理券をもらっていたこともあり、待ち時間はほとんどありませんでしたが、やはり小さい子供を連れての食事は結構厳しいものがありました。

妻と交代しながらの食事だったため、味わって食べる暇はありませんでした。私と交代して食べた妻は、掻き込んで食べたため、思わずむせそうになったそうです。

しかも30分という時間の縛りがあることに加え、次の時間帯のお客さんが席の後ろで待っているという状況の中での食事だったため、急かされている気がして落ち着かなかったそうです。今度行くときは、もう少し味わって食べていと強く思いました。

 

料理を100食に限定し、3種類と極限までサービスを絞り込むことで業務時間の削減を実現し、働き改革の最先端をいく佰食屋に行く夢が叶いよかったです。

今年の初めに決めた3つの個人目標の1つを見事達成することができました。

 

今でこそ毎日100食売り切れるほどの人気を博している佰食屋ですが、初めからそうではなかったそうです。

開業当初、知名度がなかったため、お客さんが20名程しか入らなかったこと、自然災害の影響で今までの半分のお客さんにしか来なくなってしまったり、大変な状況に陥って、不安な時期を過ごしたこともあったそうです。

 

そんな中、中村社長を始め、社員の皆さんがいろんなアイデアを出し合って、トライ&エラーを何度も繰りしながら今の佰食屋をつくっていったのだと思います。

業態も業種も自社とは異なりますが、実践することの大切さ、全員経営という意識で取り組む姿勢を学ばせてもらいました。

変化のスピードが速く、5年先の未来の想像ができない現代において、会社をどのように維持発展させていけばよいのか一つの示唆を与えられたように感じました。