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整備士訓練生の勉強部屋

航空整備の訓練中です。飛行機、ライセンスに関することをつぶやいてます。

航空整備士ってどんな仕事?と思う人も多いと思うので簡単にご紹介します。

航空整備士はライン整備士、ドック整備士、ショップ整備士の3つに大別できます。*会社によってセクションの呼称が異なります
【ライン整備士】
運航間整備(ER C/K)を行います。飛行機が空港に到着して、出発するまでの間に行う整備です。1機につき1~2人の整備士が担当します。最後に何百人というスタッフの代表として手を振ってお見送りします。いってらっしゃい!GOOD LUCK!


【ドック整備士】
お客様が見ることは極めて少ない整備士です。主にドック(格納庫)に飛行機をドックインさせて行う大掛かりな整備を行っています。ライン就航中の機体に発生した突発的な不具合にも対応します。また海外の整備専門会社やメーカーに行き、きちんと整備されたか、製造されたかを検査する領収検査業務という仕事もあります!
長い時間、何百人という整備士が携わった機体のエンジンを試運転、テストフライトを行い、確認主任者がサインをすると、いよいよお客様を乗せ大空に羽ばたきます。

【ショップ整備士】
普段目にすることは、まずないでしょう。ショップ整備は装備品整備とエンジン整備の二つに分かれます。どちらも機体から取り下ろされた、装備品(油圧のバルブや発電機、計器、ブラックボックス)やエンジンの整備を行います。非常に深い専門性が必要で職人のような方が大勢います。
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かなり簡単に説明しました。各セクション、とても奥が深く面白いので、今後詳しく紹介します。
ドック整備とショップ整備は中撮り写真が使えないので、ネットに出ているものを使用させていただいています。ドック:ANA BTCさん、 ショップ:JAAさん