「子作りに励んだ頃」 | 消防設備士かく語りき

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川崎の消防設備士、平成め組代表のブログ

可愛い赤ちゃん


「ねぇ、どうすれば子供が出来るの?」

このブログを見ている方の中にも、子供にそう聞かれて答えに困った経験のある人もいるのではないだろうか...?

そういえばかつて、皇太子殿下が「コウノトリが運んでくる...」などと、おとぎ話チックに表現したこともあった。
だがそのあたり、長らく独り生活を続けている身の上の私ゆえ「子作りの説明」に困った経験はない。

だが私がまだ小学校入学前、3~4歳くらいの頃、なんだか無性に「自分の子供」が欲しくなった時があった。
子供とは不思議なもので、自分自身が子供であるにもかかわらず、自分の子供が欲しかったりする。
そしてある日、私は母親に聞いてみた。
「ねぇ、どうすれば子供が出来るの?」と...。

当然ながらその頃は「子供の作り方」など知る由も無い。
不意に私からそう質問された母親は一瞬困ったような表情を見せた後こう答えた。

「え!? 子供!!? う~ん... ご飯沢山食べればそのうち生まれるから!!」

そう言われた幼少期の私はその言葉を簡単に信じた。
そしてその日以降、決してそれまで食事を多く食べる方ではなかった私であったが毎日必死になって食事を沢山食べた。
自分の子供を手に入れる為に...。

だがよくよく考えてみると、一体男の場合、子供はどこから出てくるのであろう...?
子供とはいえさすがに「子供は女しか産めない」ということくらいは漠然と分かっていた。
そこで私はあらためて母親に聞いた。

「ねぇ、男の場合子供はどこから出てくるの?」

この質問には前回以上に母親も困ったのか、今考えれば苦し紛れとも思える回答をした。
「た、沢山ご飯食べて沢山ウンチしてれば、そのうちウンチじゃなくて子供が出てくるからっ!!」と...。
今にしおて思えばとんでもない回答なのではあるが、幼少期時代の私はその言葉を聞き「なるほどぉ~!」と妙に感心したものである。

そしてその日以降、トイレでウンチをする度に便器の中を覗く日々が続いた...。
だがしかし、いくら私が沢山ご飯を食べ、沢山ウンチをしてみても一向に子供が出てくる気配すら無かった...。

そしていつの頃からか私も「子作りの方法」を知り、「どうすれば子供が出来るのか?」などといった野暮な質問をすることも無くなった。

だが今でもウンチの度に「なんとなぁ~く」便器の中を覗いてしまう...。
もしかしたら今の「ピチャ♪」はウンチではなくて子供が出てきた音かもしれない...と。
まさに「三つ子の魂百まで」である。


(前ブログ2011年8月の記事「代表村田子作りに励んだ頃」を一部改編の上再掲載)





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