この九谷焼の大皿 (径42センチ)は、今から20年前のボストン 米国のオークション会社に出品され、僕が落札しました。色鮮やかな綺麗な大皿で、特に空色は、江戸の終わりから明治初期に活躍した九谷焼の名工 栗生屋源右衛門の使用した空色に酷似していました。

 

裏銘が読めなくて最初は、九谷焼名工 初代徳田八十吉 の銘かと思いましたが違いました。5年前に日本の九谷焼を見ていたら同じ銘が見つかりました。

 

大皿の作者は、初代三ッ井為吉 明治36年に生まれ昭和33年に亡くなれました。

国から無形文化財に指定されてます。為吉さんは、初代徳田八十吉はじめ明治の名工

に弟子入りして陶工の道を歩みました。 現在は、3代目が活躍されてます。

素晴らしい作品です。