夫の居ぬ間に伊勢うどん。
いただき物の伊勢うどん。今食べないでいつ食べる。
伊勢うどんはこれまで何度か食べたことあるけど
ここまで太いのは初めてのように思う。
食べづらいほどの太さだ。
麺の柔らかさも今までで一番じゃないだろうか。
ぶよぶよとふわふわの中間くらい。
夫は伊勢うどんが嫌いだ。
苦手とかじゃなく、はっきり「嫌い」って言う。
以前はそこまでの言い方はしてなかったと思うんだけど。
好き嫌いじゃなく、うどんにあまり興味がなかった。
きしめんとの違いも気にしないくらいだったのが
今年、仕事で香川県に滞在していた際に目覚めた。
地元従業員の導きで讃岐うどんの美味しさを知ったのだ。
たくさんの美味しいうどん屋に連れて行ってもらったそうで
結果、うどんは讃岐!うどんはコシ!という人間として覚醒。
以来、コシって何?レベルの伊勢うどんを受け付けなくなった。
とはいえ、夫でなくても伊勢うどんがダメって人は珍しくない。
柔らかすぎるのが嫌。不味い。という意見。
自分はうどんが好きだ。やはり讃岐が一番だ。
コシを重視する。コシの強いうどんを愛している。
でも、伊勢うどんは伊勢うどんで好きなんだ。何故か。
コシがなければうどんじゃない!っていう人にとっては
伊勢うどんは、うどんと言えない代物であるに違いない。
あ、そうか。うどんと思わずに食べれば、あるいは。
うどんと同じ成分だけど、うどんとは違う何か別の食べ物。
米で例えるなら、普通に炊いたご飯が一般的なうどん。
伊勢うどんは、お粥や、おじやの位置。