神保町シアターの三隅研次監督特集にて「女妖」を鑑賞。この時期の大映で密かにブームだった（と思われる）オムニバス形式の作品。
以下覚書
まず階段を降りてくる青年二人に竹村洋介吉葉司郎。初っ端から60年組の推されコンビが登場。この時点で、これはエキストラに期待できる映画なのでは、と胸が高鳴る。
その次のクレジットでますます気分は高潮。毛利敏夫、川井脩、花野富夫、成田昇二、大川修、森矢雄二、有川雄などなど、クレジット出演。花野成田の連名にわくわくする（出演シーンは別々だったけど）。
毛利敏夫は野添ひとみの牢屋の前に立つ看守役で。
川井脩と大川修は津田駿二とともに鳳組の舎弟役で。悪いダブルオサムが観たい人はこの映画、可愛いダブルオサムが観たい人には「暴風圏」をおすすめしよう、今度から。
花野くんは野添ひとみが青酸カリで自殺を図った（と見せかけた）ときに駆けつけた救急隊員の役で。このとき喜多大八も救急隊員役で登場。
成田昇二は、大和組の葬儀の際に門衛をしていた警官役で。成田昇二ともう一人は米沢冨士雄だった（かな？）
有川雄は叶順子の働いていたお店のボーイ役で。
森矢雄二は山本富士子の護衛役で。このとき守屋浩の「僕は泣いちっち」を唄う森矢雄二。「森矢雄二が守屋浩をうたってるよー！！」と心のなかでツッコミを入れたのはきっと私だけではないはず。もりやとモリヤ。至極どうでもいいことだが、私にとってはけっこう大事。というのも最近守屋浩が好きなので。モリヤともりやのコラボ嬉し。
その他
大和組の若い衆に中原健（with橋本力）。大和組の葬儀では佐山真次や網中一郎など。日高くんもいた。
野添ひとみと船越英二がコーラを飲んでるときに、後ろに黒川清司。眼鏡清司だった。この頃の清司はいつも眼鏡を着用しているような。
有川雄と同じボーイ役で伊奈久男。