大山崎・離宮八幡創建千百五十周年祭♪ | 光源氏のブログ

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○7年程前の9月、大山崎町大山崎の離宮八幡宮で15日、
「創建1150周年祭」が営まれました。

製油業界の関係者や地元住民ら約120人が参列し、中世
に油座の拠点として栄えた歴史を振り返るとともに、今後
の発展を祈願しました。


 同八幡宮は859年、僧行教によって豊前国宇佐(大分
県)の八幡神が勧請され創建されたとされます。

嵯峨天皇の河陽(カヤ)離宮があったことから「離宮八幡宮」
と呼ばれるようになりました。

「創建1150年」に先駆け、昨年は本殿の屋根の葺き替
えや拝殿の増床工事が行われました。


供え物の油缶がずらりと並んだ本殿で、雅楽が奏でられる
中、記念祭が始まりました。

出席者は油を入れて火がともされた小皿を受け取り、正面
に据えられた八足台に置き、厳かに献灯。

無病息災を願い、巫女が釜で沸かした湯に笹の葉を浸して
振り撒く湯立神楽の神事も行われました。


 津田定明宮司は工事に対する企業や個人の協賛に謝意を
示され、

「油商人発祥の地として、今後も国家の安康や国民の平穏
を目指して務めを果たしたい」と挨拶された。

(参考出版物・当時の京都新聞記事)