20190504-05
大妻女子大学(東京都)で開催された第72回日本保育学会で
こども発達支援センターひかりっこの保育を研究したテーマ
「保育者の役割が子ども同士の関わりに与える効果
-重症心身障害児と育ち合うインクルーシブ保育-」を発表させていただきました
インクルーシブ保育?って聞くと
なんだか難しく感じてしまうけど
障がいや支援が必要のあるなしに関わらず保育をしていること
ここ数年で「インクルーシブ保育」というフレーズがトレンドになって
よく耳にするようになってきたけど
こども発達支援センターひかりっこでは
約50年前から実践していることなので特に新しい取り組みをして
その成果を研究発表したというわけでなく
いつも通りの保育の中で
定型発達児と障がい児との関わり
さらに保育者がどんな声掛けや促し方をしているのか
改めて場面を観察していきました
研究は桜花学園大学の先生の指導の元
1年間かけて行なってきましたが
研究を進めていくうちに日頃の声掛けの仕方や
その声掛けが意味するものなどに気付くことができました
研究の中で桜花学園大学の先生から「即時的想像力」というワードをいただきました
「子どもの見立て」から「活動の提案」までの間に
「即時的想像力」を働かせて保育を進めていく
この「即時的想像力」の正確さと量の多さを身に付けていくことが
保育者には必要なのでは感じました
難しい話もありましたが、今回の日本保育学会での「インクルーシブ保育について」の研究発表が地域の幼、保育園にも広がっていくきっかけになればと思います
※研究発表の詳しい内容が知りたい方は、直接ご連絡ください
こども発達支援センターひかりっこ
園長 野々山 貴
0566-23-1051