感情とうまくつきあう | 塚越友子(臨床心理士・公認心理師)オフィシャルブログ Powered by Ameba

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築地駅徒歩1分のカウンセリングルーム 東京中央カウンセリングの心理カウンセラー(臨床心理士・公認心理師)塚越友子が薬に頼らず「うつ」や心の病を治す方法♪&だれとでもうまくつきあえるようになる人付き合い上手になる方法♪を教えます♪

こんばんは

東京中央カウンセリング の塚越友子です。


最近は、カウンセリングとは別の仕事で

大量の文章を書くことが日課になっているので、

ブログ更新ものぐさな私が珍しく、なんかブログも書かないと

という気分になっています。


気分がのっているときには、徹底してやってしまおうという

主義なので、今日も更新です。



今日は感情とうまくつきあうというお話。



私もそうでしたが、カウンセリングをしていると

感情というのは自分の力ではどうしようもできないものだ

と思いこんでいる人が多いですね。


具体的に言うと、


不安がきたら、不安にそのままのみこまれるしかない。

不安に打ちひしがれるしかない


怒りがきたら、爆発させるか悪いものだからと抑え込む

しかない。


悲しみがきたら、悲しみにふたをしようとしますが、

心の奥底では悲しみとは逃れられないものだと思い込んでいる。


緊張がきたら、緊張という感情にのみこまれて、

もうどうすることもできない



こんな感じですかね。



だんだん、マイナスの感情に気付くことが怖くなって、

感じないようにする。


そうすると、

なんかすっきりしない

なんかもやもやします

なんか不安なんです


という自分を理解することができなくなる。


自分が今何を感じ、何を考えているのか理解できないと

それを人に伝えることができない。


すると、わかってもらえないという思いをいだく。


そして、自分は孤独だ。人はわかってくれないと

さらに自分の殻に閉じこもったり、自分を感じなくする。



自分のことが理解できないのに、ましてや人を理解する

なんてことはできるはずがありませんから、たいてい

人間関係がうまくいかないのですという悩みになります。



自分で自分を理解していないのだから

相手に自分のことを説明できないのです。


相手が理解してくれないのではなくて、理解できるように

説明できない自分がいるだけなのです。


自分が理解できれば、相手には相手が理解できるように

説明できるようになります。


自分をどこまでも追求していくと、なぜかどこまでも他者と

うまくやっていけるようになります。



まずは、今自分が何を感じ、考えているのかじっくり感じとって

みましょう。



そのためには、感情表現の言葉のボキャブラリーを増やすことです。


たとえば、

怒りを表す言葉

怒り、いらだち、動揺、厄介、苦痛、軽蔑、残酷、破壊、

嫌悪、反感、ねたみ、憤慨、不平、不機嫌、無愛想

憎悪、敵意、あせり、嫉妬、激怒、激情、憤り、憤怒

冷笑


悲しみを表す言葉

悲しみ、苦悶、疎外感、苦悩、打ちひしがれた、みじめさ

落胆、絶望、失意、不満、おろおろする、不安、取り乱した

陰気、悲嘆、見込みのない、感傷、不安定、寂しさ、喪失

悲惨、苦難


恐れを表す言葉

恐れ、不安、心細さ、びくつく、恐怖、いらだち、驚き、

ひやひやする、錯乱状態、落ち着きのなさ、神経質

パニック、衝撃、緊張、心配、困惑


恥ずかしさを表す言葉

恥、悔恨、過失性、動揺、狼狽、罪悪感、屈辱、

侮辱される、無効化、くやしさ、後悔、自責の念


愛を表す言葉

愛情、敬愛、愛着、うっとり、思いやり、欲望、魅惑

好む、心酔、親切、好意、あこがれ、渇望、情熱

感傷、共感、やさしさ、ぬくもり


喜びを表す言葉

喜び、楽しみ、至福、快活、満足感、歓喜、熱望

熱中、熱狂、高揚感、興奮、陽気、嬉しさ、幸福、

希望、楽観、誇り、有頂天



自分が感じてる感情にぴったりあてはまる表現は何だろう

と探してみることから始めるといいですね。


もちろん、ここに挙げられているものがすべてではありません。


自分で発見した感情表現をプラスしていって、より豊かな

感情を感じ、理解するようにしてくださいね。



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東京中央カウンセリング

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