僕だけがいない町 | 気紛れな心の声

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気がついたこと 不意に感じたこと とりあえず残してみようって^^…最近は小説化しているけれど、私の書き方が上手くなるように感想くださいね

僕だけが

≪あらすじ≫
売れない漫画家・藤沼悟は、「再上映(リバイバル)」と呼んでいる特殊能力を持っていた。その能力は、直後に起こる「悪いこと(事件・事故等)」の原因が取り除かれるまで、その直前の場面に何度もタイムスリップしてしまうというものだった。自分の意思とは関係なく発動する上に、能力が発動した結果「マイナスだったことがプラマイ0になる(悪いことが発生しなくなるだけ)、もしくは自分にとってマイナスになる(未然に防ごうとした結果、自分が労力を使う)」というこの能力に不満を持ちながら、悟はピザ屋のアルバイトをこなす日々を過ごしていた。
ある日、ピザの配達中に交通事故をめぐるリバイバルを経験した悟は、事故の被害は減らせたが自身は負傷し、二日間入院することになる。これを機会に、ピザ屋で一緒にアルバイトをしていた愛梨と親しくなり、また事故の知らせを受けて上京した母親・佐知子とアパートで暮らし始めることになる。
後日、佐知子との買い物中にリバイバルが発生、このとき子連れの男の挙動に注目した佐知子は誘拐を未然に防いだことを確信し、同時に1988年に北海道で起きた誘拐殺人事件の真犯人の正体にも気付いた。しかし、真犯人も気づかれたことを察知し、正体を伝えられる前に佐知子を殺害、死体の発見者である悟を犯人に仕立て上げる。悟は死体を発見後、リバイバルで殺害を阻止できないかと試みるが失敗。さらに強く念じたところ、それまで経験したことがない長期間のタイムリープが発生し、1988年にいることに気づく。2006年で母親を殺害した犯人と1988年の連続誘拐殺人事件が同一人物であると確信した悟は、2つの時代を往復しながら真犯人に立ち向かっていく。
1988年にタイムリープした悟は、直後に起きるはずの連続小学生誘拐殺害事件を阻止しようとする。この事件では、クラスメイトの雛月加代と杉田広美が殺害され、年上の友人であった「ユウキさん」が犯人として特定され、その後死刑が宣告されていた。小学生だった悟の証言は捜査で重要視されず、裏切られた思いをしていた。
加代への母親による虐待などの事実に気付き、加代の殺害を阻止しユウキさんも救うことを決意した悟は、周囲と距離を置いていた加代と仲良しになり、信頼を得る。殺害時点で10歳と未来の雑誌に載っていた情報を頼りに犯行日時を絞り込もうと加代の誕生日を調べ、それが偶然自分と同じ3月2日であることを知る。タイムリープで到着した日付は2月15日であったため、その間のどこかで加代が誘拐されたことを意味していた。加代と共に時間を過ごすようにし、3月2日の合同誕生日祝いを乗り越えて安心して眠りに落ちた悟だが、次の日、加代は学校に来ず、そのまま行方不明となる。そして加代の母親が捨てたゴミから加代が死んだことを察し、ショックを受けた悟は、ふたたびタイムリープし、母親が死んだ直後の2006年にいた。

≪私的にコメント≫
まだ終わっていない作品なのですが…裏切りを含め、楽しませてくれます。時間のある際にいかがですか?映画にもなるようですし…w

僕だけがいない街 (1) (カドカワコミックス・エース)
角川書店(角川グループパブリッシング)
2013-01-25
三部 けい

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