RED/レッド [DVD]
(2011/05/18) ブルース・ウィリス、モーガン・フリーマン 他 商品詳細を見る |
<ストーリー>
引退をした諜報工作員は普通の生活を求めて稚拙なラブコールを続ける毎日だった。何事もなく繰り返されるだけの毎日、そこにある恋心を大切に、不器用な方法で女性とのコンタクトをとる日々はいきなり終わりを迎える。突然の来訪者、それは殺し屋だった。それも元の職場の後輩たち。何が起きたか判らないままに死を拒否した引退者は現役へと復帰をする。頼れるのは、身に沁み込んだ武術と知識だけ。そして、同じく引退したはずの仲間たち。
彼らの協力を得て、理由を探す旅が始まる。いきつく先にあるのは死か、それとも恋の成就か。
<自分勝手に意見>
ブルースウイルスのアクション物。開始早々映像の取り方に?というのがあがブルースウイルスの可愛さもいかつくさも巧妙さも巧みに楽しませてくれる要因となっていた。ただ恋が苦手の老人、そこに抱いた恋心はよからぬ方へと流れていく。ただ、その子に会いたかっただけ。せめて声を聴きたかっただけ。それだけのことだったのに、飛び込んできた暗殺者、元の職場からのコンタクトに、事情の説明ができないままに接触、誘拐、逃亡。恋の成就よりも命を守るための選択だが、次々に怪我人が増えていく現実を目の当たりにしても全然平気で物語は進められていく。
それなのに「ただ好きなだけ」の人の為には一喜一憂できる。人間臭いのかただの我儘なのに思えるのは見る人の気分だろう。
テンポ良く進んでいく物語。でも、視聴者がついてきているかは考えていないだろう。強引なまでのご都合主義で話は先読みできてしまうつくりだが、それでもあっという間の時間を思わせるのは役者の力かそれとも監督の力か、何にせよ見て楽しめる娯楽作品に仕上がっていた。
俺様的にキーワードは
『愛』『誇り』『はにかみ』と言ったところだろう。それを探すだけでも映画は2倍は楽しくなるはずだ。