ラーチ(唐松)が黄色く色付いて、それはそれは美しいと聞いていた。
あの有名なモレーンレイク
さらに黄色いラーチがとっても美しくて…
とっても行きたかった。
しかし、国立公園のルールで
4人組以上のグループで行動する必要がある
と定められていると聞いていた。
それでもどうしても行きたくて、
毎日Instagramを開いては、
#Larchvalley
#ラーチバレー
で検索する日々
いいなぁ、私も行きたい…
いいなぁ、私も行きたい…
でも友だちを3人集めて、それぞれの休日を合わせるなんて到底無理な話
どうしてもというなら、ハイキングツアーにお金払って参加する方法もあるけれど、
送迎+ガイド代+チップで$200
よー出さん。無理。
ということで、泣く泣く諦めていた。
そして昨日、日課になっているInstagram検索をしていて、あることに気づく
この人、1人で行ってない?
これカップルで行ってるよね?
…どういうこと?大丈夫なの?
Parks CanadaやBanff National Park のホームページで、ラーチバレーの人数制限について検索するけれど、明確な答えは得られず
私が昔調べた時は、4人組ルールを違反したら$500の罰金だったのに、今はどこにもそれが載ってない
これはもしかして行けるんじゃないか
と、微かに望みを抱いて、なけなしの貯金から交通費を払って、モレーンレイクまで行ってみることにした
バスの時間を調べたら朝6:57発のバスでキャンモアを出れば良いみたい。
日の出が遅くなってきたので、家を出た時はまだ外は真っ暗だった
しかし空は雲ひとつない晴れのようで、少しずつ期待が高まっていく
バンフでモレーンレイク行きのバスに乗り換えた。私でラスト1人って位に、バスは既に満員だった。
このバスを逃すとあと2時間待たないといけないところだったからラッキー
夜あまり寝られなかったから、
バスの中で爆睡した
HIKAKINとスーパーマリオする夢を見た
バスが停るとそこには、
みんな大好きモレーンレイク
その湖畔を歩いてセンチネルパストレイルの看板を発見ドキドキ
ということで、
この先に進めるィェーィ
ということでいつものやつ
前回との比較
フェアビューマウンテン(9/14)
往復 9.2km
登り 1012m
センチネルパス
往復 10.9km
登り792m
これくらいがちょうど良い
最初の40分位は急勾配のスイッチバックで、それを終えたらラーチバレーに入れる…らしい
最初のスイッチバック、実際登ってみると、トンネルマウンテンを思い出した
林の隙間から、モレーンレイク様の美しいブルーが顔を出す
本日もお美しいでございますなぁ
という具合に、常に近くにいる状態になっていた。
私も日本人なんです
とか言うべきなのか?
だからなんやねん
って話なんやけど
居心地悪いので3人組とは別のコースに進むことにした
カラマツのアップ
センチネルパスが見えてきた
フェアビューマウンテンの急勾配を経験した後なので、大したことないやんって感じられる
いざトレイルへ
がっつり雪道茶色くなってる雪は、踏まれすぎて、ちょっと溶けて氷になっててすごいツルンツルン滑る
横の砂利を歩くか、フワフワの新雪を歩けば大して滑らないから問題無いけれど、たまに道が細くてツルツルの上を歩かないといけないいつも歩くのが早い脚長ピーポーも、
雪道ではとってもゆっくり
私はストックがあるのでサクサク歩けた
最終地点に到着
既にたくさんの人が座ってご飯食べたり、インスタ映え写真を撮ったりしてワイワイガヤガヤ犬連れの人達も沢山
頂上…ではないけれど、上から眺める景色はやっぱり最高
そしたら反対側の景色が見られてこれも最高
岩肌萌え
別にそれでも大丈夫なんだけど、さっきまでガヤガヤしてたから寂しくなって、私も下山することに
登りでツルツルしてたところが、
下りになるとやっぱりちょっと怖くて、
皆ゆっくり歩いてたから
心配しなくてもすぐに追いついた
ラーチバレーが絶景すぎて、
私が死んだらここに骨を撒いてほしいな…とさえ思った
冬は雪に埋もれちゃうけどね
下山しちゃうのが勿体なくて、岩の上でおやつ休憩をとったり、何度も立ち止まって写真撮影
ポカポカ陽気だったらここでお昼寝したいくらいだけど、
実はここでも気温3度くらい
ずっと居てたら寒くて仕方がないから、潔く下山した
下山後、今季最後のモレーンレイク様にご挨拶をして、
タイミング良く来たバスで帰宅
スキーシーズンは11月2週目位からスタートで、あと1ヶ月以上あるけど
もうハイキングは寒すぎて行けそうにない
運動不足にならないように、
何か対策しないといけないなぁ