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思いがけずにMY花組初日を迎えることができました。
貸切公演となるとだいたいは土日の休日に開催されることが多いと思うのですが、今回は月曜日、1回公演日の貸切です。
全国自治宝くじ抽選会・ドリームジャンボ宝くじ貸切花組公演「巡礼の年ーリスト・フェレンツ、魂の彷徨ー + Fashionable Empire」を見てきました。
宝くじの抽選会は10時40分から開始、1等の抽選は12時20分から、こちらには柚香光+星風まどかの花組トップコンビが出演され、NHK TVでも中継されました。
チケットは9時30分からロビーで交換。このチケット交換はかなり厳しい、身分証明書(本人+同行者=記載必須)が必要でチケット受け取りまでかなり時間を要しました。
こういったチェックは必要だと思います。 (某整髪料メーカーの貸切公演なんて無料なのに転売サイトですごい高額で販売されていましたからねぇ)
抽選会開催の時間帯は劇場全体ガラガラ、よってこんな写真もなにも邪魔されずに撮影できました。
S席の前方上手席を家内が引き当ててくれました。
やっぱり前方席はいいねぇ。
《観劇データ》
・ 2022年6月13日(月) 13:30公演 @宝塚大劇場
・ 第一幕(巡礼の年): 13:30-15:05、 第二幕(Fashionable Empire):15:40-16:35
・ 座席 : 1階S席 上手エリア
・ 全国自治宝くじ抽選会・貸切公演 当選分
ランチは幕間に「くすのき」で。 天ぷらそば定食。
やっと買えたハッピーターンにゆず香るクッキー&マドレーヌ。
こういう貸切公演でしかも朝早くだったのでハッピーターンが買えました。
《観劇記ー巡礼の年》
・ 生田大和先生作の歴史もの。 何というか、偉大な天才ピアニスト・リストの栄光と挫折を描いた内容。
物語の進行がかなり速い、相当すっとばした感じは否めない、ただそれが却って見るものには退屈させないのかもしれない。
どちらかいうと華やかなさより精神的な物語内容なのでこれを2時間半の1本ものでやってしまうとおそらく心地よい眠りに誘われてしまいそうな気がしました。
動きが激しい物語なら1本ものでも退屈しないけど、精神的な物語、心の奥底を表現した物語はこんな感じの高速展開の方がいいと思います。
・ 「ベルサイユのばら」の舞踏会、社交界の華やかなシーンから「1789-バスティーユの恋人たち」の泥臭い民衆ドラマシーンまで盛りだくさん、個人的にはフランス革命の時代の物語は宝塚歌劇にはぴったり、この題材をメイン、サブにしても描いておけばドラマティックになること間違いなしだと思いますね。 いやぁしかし再演待望の「ベルばら」に「1789」、本当に見たくなった。
連ドラ「マイファミリー」でやっと最終回になって登場された珠城りょう(たまさま)を前夜にTVで見た翌日に「1789」っぽいシーンをヅカの舞台で見たのでなおさら「1789」を見たくなってしまいました。
・ とにかくユズカレーくんがかっこいい、もうねぇ、ほんとにこんな男が実在したらこの世の男は全滅されてしまいそう。
キラキラ輝くまばゆいオーラを発しているのは前トップの明日海さんからの輝きの継承でしょう。
ピアノの腕前もすごい、まさしくユズカレーくんの一人舞台のような感じは否めません、が、その脇を固めるマイティもひとこくんもその輝きに負けない、うん、これぞ!、花組の見事なコンビネーションでしょう。
キラキラ輝く眩い舞台を見ているだけで観劇料を払う値打ち十分です。(今回は無料でしたけど=笑=)
《観劇記ーFashionable Empire》
・ お芝居ではほぼ出ずっぱりのユズカレーくんだった一方でショーは花組のいいとこ取りみたいな次から次へと出てくる出てくる、歌う、歌いまくる、踊る、踊りまくる花組全体のパフォーマンスがばっちり伝わってきました。
やっぱり花組のショーは期待の十分以上のものをもらえる、そんな感じでした。
お芝居で出ずっぱりだったユズカレーくんはショーでは少しエコ気味か、でも見せるところで見せてくれるのでそれはそれで良し。
マイティにひとこくんが大活躍、そして花組のショーは何と言っても花娘たちの出番も見せ場もめちゃくちゃ多いのがとても感動的です。
・ うわぁ、誰?この歌ウマさん、って思ったら当然のごとく、音くり寿ちゃんの登場ですからね。 透き通るような高音に迫力ある声量は本当に音くりちゃんならでは。 今公演で退団って本当に本当に惜しい、もっともっと歌声を聞きたかった。
まだまだこの公演を見る機会があるので彼女の歌声を記憶に残しておきたいと思います。
そしてフィナーレでは感動のマイティ・2番羽根、いやぁよかったよかった、たかが2番羽根、されど2番手羽根ですよ。
まちがいなく2番手の活躍だからそれをしっかりと忖度なしに認めてあげないと。 つまらない遠慮とかそういうのは無しにしてください、劇団さん!











