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 2ヶ月も間隔が空いてしまった宝塚大劇場、1月2日に花組「ポーの一族」を観劇して以来です。

大劇場(花組公演)にはソッポを向かれっぱなしだったけど、宝塚歌劇は宙、星の外箱シリーズを観たのでそれほどのヅカ欠乏症にはなっていない感じがしましたがはやり本拠地・宝塚大劇場に行って、観てナンボのもん、そんな感じがしてなりません。

 

 すでに初日の幕が開いてほぼ1ヶ月、ようやく月組MY初日の観劇です。

 

月組公演「ミュージカルプレイ・カンパニー ー努力・情熱・そして仲間たちー + ショーテント・タカラヅカ・BADDYー悪党は月からやってくるー」を観てきました。

 

    

《観劇データ》

・ 2018年3月3日(土) 15:00公演(e+貸切) @宝塚大劇場

・ 第一幕(カンパニー) : 15:00-16:35

  第二幕(BADDY) : 17:05-18:00

・ 座席 : A席 1階 29列 下手エリア

・ 購入先 : e+先行抽選

 

 

    

 

 家内が初日観劇の時にいたくお気に入りでわざわざLINEで美味しすぎる!、絶対に試しや〜ってこっちは仕事中なのにわざわざそんなもん送ってくるか、そして2日の夜にも公演ドリンク、買うのを忘れたらダメよん!、なんてタカラヅカ(阪Q)の回しモンか!!みたいな公演ノンアルコールドリンク(パワーウイング=800円)です。

 マンゴーシロップxレモンジンジャーシロップx炭酸のドリンクですが、いや確かにこれはウマいぞ!

しっかりとまぜまぜして楽しんで下さい。(混ぜないと底に美味なシロップが沈殿してしまっています)

花組の時ほどの行列ではなかったけど、かなりの行列が出来ていて今回はほぼ70%がノンアルコールを注文していました。

マンマと阪Qの罠に引っ掛かった公演ドリンクを注文するお客の多さには驚くばかり。

 しかしなぁ、これ800円はやっぱり高い、高過ぎる、500円でいいんとちがうか!?

 家内はこの日、東宝遠征でやはり公演ドリンクを試したそうで(大劇場版とは内容が異なっている)、我が家の阪Qへの貢献度の高さ、阪Qエンゲル係数は相当高いよなぁ・・・。

 

    

 

《観劇記ーカンパニー》

・ 久しぶり〜の月組本公演、そう言えば昨年1月の「Grand Hotel」以来です。

何かわからないけど、月組の公演を観るとやけにホッとしてしまう気分は何なんだろう??

このお芝居、贅沢な月組タレントの陣容をしっかりといろんな場面で使える、月組のために書かれたような作品のように思えます。 これってやっぱり1回くらいは1階前方席でしっかりと月組生を観ないと後方エリアからだともう目が付いていけないほどのめまぐるしさ、忙しなさで大変です。 いや、そう言えばレンコンってどこにいたかなぁ、なんてそんな状況になってしまう。

 

・ 男臭さが魅力のトップスター珠城りょう(たまきち)の素晴らしい魅力が「カンパニー」でも爆発、あまりにも美し過ぎるちゃぴ(愛希れいか)のバレリーナはまさしく眼福かも。

そしてやっぱりエロすぎるぞ!なみやちゃん(美弥るりか)とちょっと田舎くさいトレーナーを演ずるくらげちゃん(海乃美月)の並びは見事なぐらいのビジュアル感満載、この2人のトップコンビをいずれどこかで是非見てみたい。

 この公演を最後に退団してしまうわかばちゃん(早乙女わかば)はまったく宝塚歌劇月組のことを知らない人がこのお芝居を観るとトップ娘役か、と見間違えるくらい良い役でラストを飾るのはホントに嬉しい演出でした。

そしてこの方も退団、今のタカラヅカの男前では絶対にトップ5に入る、トシクン(宇月颯)はやっぱりエロ格好良い、

やっとこさ、月組男役のトップー2番手ー3番手のトライアングルが確立したなと思えるレイコくん(月城かなと)の存在もいいねぇ、そしてARIちゃん(暁千星)の輝く姿もいい。

その他月組生っていっぱいいっぱい見たい人がいるけどこれだけ多くのタレントが集結しているとそれこそ1回の観劇だけではなかなか全員を追いかけられない贅沢な舞台、それが月組「カンパニー」なんでしょう。

 

・ 悪者が出てこない、そして何だか1時間30分のショーを観ているような感覚に浸れる「カンパニー」は筋も分かりやすいし見ていて全くの退屈感も無く、動きもあるし・・・としっとりとしたドラマ仕立てを期待していると裏切られそうな感じは否めませんが長編のショー(バックステージ)を見ていると云う感覚は何だか新鮮で贅沢な気分になるお芝居でした。

 

《観劇記ーBADDY》

・ ウエクミ先生が手がけたショーっていったいどんなん??という期待感しかなかった「BADDY」ですが確かにこれまでのタカラヅカのショー・レビューの公式は完璧なまでに打ち破った新感覚な出来映えでした。

個人的には良い意味でも悪い意味でもショーの『テーマ』が不在な気がして何も考えずにボーっと見ているとあっと言う間にフィナーレになってしまうような、そして結構なドタバタ感があるので忙しい55分間って感じかも知れません。

 

・ しかしそんな細かなことや『テーマ』不在なんていうややこしいことに捕らわれずに楽しめるまさしく新感覚なこれまでこんなこと考えた人いないわよ〜みたいなウエクミ先生のほくそ笑んだ表情がショーの至る所に映し出されているような気がします。

 ストーリー仕立てとは云ってもそんなことどうでもよろしい、文句無く月組のスタイリッシュな姿を舞台で爆発させるからそれを見て下さいな、ってことにしておきましょう。

 

・ それでも『あるところにある、やるところでやる』、という絶対的タカラヅカのショー/レビューの公式は存在しているし、ちゃぴのロケットガール?はこれぞ、ウエクミ先生の新感覚か。

そしてちゃぴの退団公演にはショーが無い一本モノなので「BADDY」で彼女のダンスの魅力をいっぱい出し切ってあげようっていうウエクミ先生の心遣いには大拍手でしょう。

 いつまでも古くさいショーを作り続ける某敬老会員に是非このショーのエッセンスの1滴でも飲ませてあげてくださいな。