いつから気づいたのか、
もうよく覚えていません。


でも私が不倫の末にできた子で
父親から認知しかされず
大人になって戸籍を取るまでは
名前すら知らなかったし
現在も顔も知らないということな
ずっと引っかかっていました。


そして母がなんども不倫をしていたことも。


母は、おそらく私がいつまでも子供で
色恋のことに疎い人間だと思っていたようで
時々変わる不倫相手とは
たまに食事を取らされたりしていました


一緒に旅行に行くことを強制されて
まだ小学生でしたが、
そこで胸を触られたりしたことが
何度かありました。


発育は割と良い方だったので
そういう目で見られ始めるのも
かなり早かったのです。


そして24歳の時、
母が性病にかかり入院しました。


私は塾の仕事が一番苦しく忙しい時で
本当は子供として
母をちゃんと世話するべきだったのかも
しれませんが、


どうしても、
インフルエンザにかかっていた時に
不倫相手からの呼び出されて
私を置いて行った時のことや、


風邪をひいて心細い時に
不倫旅行へ行って数日帰ってこない母が
まるで昨日のことのように思い起こされて
全く優しくなどできませんでした。


安い給料から入院に必要なものや
治療費を出して
病院で付き添うために仕事まで
休みがちになって
その月は6万ほど収入が減りました。


その時母は、
私が母のケータイを盗み見て
不倫を知ったのだろうと言って
私を責めましたが


不倫のことなんて、
小学生の時から気づいていたのです。


相手がコロコロ変わっただけで
その相手が私にしてくることは
いつも同じでした。


体を触ってきたり
私の部屋に入ったと言ってきたり
密室で2人きりになろうとしたり。


自分を守り抜いたことを
自画自賛してやりたいくらい
母の選ぶ男たちは変態ばかりでした。


だから今も、
自分の中の女に嫌悪感があります。


好かれることが怖いし
たとえ自分が好きな相手であっても
触られることにはかなりの抵抗があります。


女としての人生を謳歌した母が嫌いだし
母の不倫相手に女としてみられた自分が
本当に、とても気持ちが悪いです。


でも私はこれから先もずっと
女として生きていかなければいけない。


誰かと会えば、
彼氏は?結婚は?はやくしなよ
そんなことばかり。


男の人は怖い。
気持ちが悪い。


みんな母の相手のような奴だと思うと
吐きそうなのです。


自分の中の女を意識したら
母のようになってしまうのではないかと
そう思うととても気持ちが悪い。


死んでしまいたいと思う。


母には感謝しています。


とりあえず産んでくれたし
育てるのは他に投げても
学校にはいかせてくれたし。


でも感謝することと
生理的に受け入れられることは
全く違うのだなと感じました。


無理です。


あの人は気持ちが悪い。


母は気持ちが悪い。


そう思ってはいけないことは
頭ではわかっています。


親戚だって、母に感謝しろ、
大切にしろという。


母は本当に外面がいいので
大人はみんなそう言います。


でもあの女がいなければ。


せめて不倫なんてしなければ。


もっと人としてちゃんとした相手と
恋愛をしてくれていたなら。


私はあんなに気持ちが悪い、
自分の父親くらいの年齢の男たちに
体を触られたりなんかしなかった。


そう思うと、
本当に母のことをにくく思います。


一生、この感情は消えない。


無理です。


つらい。


しんどい。


どこかに吐き出したくなって、
こうしてブログに書きました。


自分の中に溜め込んでいると
時々狂いそうになるのです。


結婚はしたい、子供だって欲しい。


みんな早くそうしろという。


でも怖くて気持ち悪くてどうしようもない、
この感情をわかってほしい。


女である自分を気持ち悪く思う。


男も気持ちが悪い。


でもヘテロなのです。


他に道がない。


気持ち悪い。


自分の中の女を殺してしまいたい。