http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110708-00000070-jij-soci
解散方針財団が奨学金=震災遺児に年28万円―国交省
 国土交通省所管の財団法人「高速道路交流推進財団」は8日、東日本大震災で親を亡くした遺児に年間28万2000円を給付する奨学金の受け付けを始めた。国交省は2012年度末までに財団を解散させる方針だが、財団側は存続を目指すとしている。
 財団はもともと高速道路のサービスエリアなどの運営事業を手掛けていたが、日本道路公団の民営化に伴い、06年に事業から撤退し交通遺児の支援などをしている。
 現在の保有資産は316億円で、このうち100億円を奨学金のための基金設立に充てた。奨学金は、小学生以上を対象に大学生活(4年間)が終わるまで支給し、返済の必要はない。
 財団は「震災遺児に対する支援は十分でない」としているが、奨学金は震災を理由にした延命策との批判も出そうだ。一方、国交省は「以前からの(解散)方針に変わりはない」としている。 


東日本大震災の震災孤児の数は数百人レベルらしい。
震災孤児を多めに見積もって仮に500人として、その全員が小学一年生で大学卒業まで16年間、毎年28万2000円をもらい続けたとすると…

500(人)×16(年)×282000(円)=2256000000(円)

ん?22億5600万円?
多めに数を出したのに22億円?
基金に100億円出しても70億円以上余るし、そもそも高速道路交流推進財団の保有資産は316億円?
これじゃあ延命策といわれても文句は言えんわな…。

「250億円以上余ると思われる資産は、我々天下り一同でおいしく処分させていただく!」とか正直に言うなら、まだ最低限男らしさぐらいはあるものの、そういった本音を隠して震災を理由に延命しようとは…。
いらんことせんでいいから、残っている資産を全額震災孤児に寄付してとっとと解散してくれい。