導師のお言葉 | ひじり会のブログ

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冠婚葬祭会社の日記

お通夜やお葬式の最後や年忌法要のときなどに
お勤めしてくださった導師がお話し(法話)してくださるのを聞いた事ありますか?

私は幸せな事に毎日のお仕事の中でたくさんのいいお話しを聞かせていただいています。

宗派やお寺によってお話しの内容は様々ですが、この前の施行ですごく心に残るお話しがありました。


お釈迦様のお話しや故人のこれからの事などお話ししてくださった最後に導師から


最後になりますが、本当に私の勝手なお願いを一つさせてください。
本当に私の勝手なお願いです。

っと切り出し、、、
なんの事かなと思って聞いていたら


皆さまもお辛い思いをされてると思いますが今、一番お辛いのはずっと何年も生活を共にされていたご主人を亡くされた奥様ではないかと思います。
どうか悲しみの中にいる奥様を気にかけてあげてください。近くにいったら是非お声をかけて差し上げてください。
私の勝手なお願いですが、どうぞよろしくお願いします。

っとおっしゃって涙を流されていました。

亡くなった故人の事、仏の教え、お作法の意味などを話されることはたくさんあっても導師からこんなお願いをされるという事はあまりないのでビックリしました。
私からのお願い、、、ってところが深いですね。


ずっと前に
私達住職は今生きている方の力になるのが仕事ですからとおっしゃっていた住職がいらっしゃいましたが、まさしくこれだなと思いました。

仏の教えの中には心救われるお言葉がたくさんあると思うので自分が悲しい時、辛い時、力になるお言葉を聞かせて頂けるお寺がもっと身近になるといいなと思いました。


ご住職とお話しするのってとても緊張しますが、、、大丈夫です。
気軽な気持ちで話しかけてみると意外と普通にいろんなお話しをしてくださいます。
是非機会があったら声をかけてみてください!

お寺で手を合わせるだけでも気持ちがスッキリしますよ…。
合掌は自分の心と仏様の心を合わせるって意味もあるみたいなので是非やってみてください

私も辛い時はかわいいお地蔵様見に行ったり本堂の前で合掌します。

今、悲しみの中にある方が早く前向きに歩けるようになりますように心にからお念じ申し上げます


合掌