土方美雄の日々これ・・・ -481ページ目
2006-04-28 01:23:15

「水の花」試写会+中南米マガジン打ち上げ

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京橋にある映画美学校の試写室で、「水の花」の試写を観る。同作品は「運命じゃない人」「バーバー吉野」に続く、ぴあフィルム・フェスティバルスカラシップ作品で、監督は24歳の木下雄介。

母に捨てられた中学生の少女美奈子と、その母と別の男との間の子供で、まだ小学生の優の少女二人が偶然出会い、家出同然に旅に出る。その旅の行方を軸に、二人の少女の孤独な心と、夫と美奈子を捨てて、他の男の元に走り、優を生むが、今はその男とも別れ、優と二人で暮らす母の孤独を描く。美奈子は優に自分の分身を見て、いとおしいと思う反面、母を独占する優への強い嫉妬と殺意をも、同時に抱く。そんな美奈子の引き裂かれた心を見抜き、「優のこと、本当は嫌いなの?」と尋ねる妹。二人の旅の行き着く先には一体、どんな結末が待っているのか・・。

極端に少ないせりふと、うつろう風景の中で、ただただ立ちすくむしかない登場人物たち。美奈子、優、そして母の、痛いほどの孤独と喪失感とが、ひしひしと伝わってくる作品である。主人公美奈子を演じるのは、大林宣彦監督作品「理由」でヒロインを演じた寺島咲。夏にユーロスペースにてロードショー公開される予定。佳作ですが、でも若い人がこんな孤独感に満ち溢れた映画をつくるのが、この国の現実なのだとしたら、ちょっと、悲しい気もします。

夕方からは高田馬場にて、「中南米マガジン」17号の打ち上げ。スタッフ、執筆者、読者8人が集まり、大いに盛り上がる。


2006-04-27 01:05:35

Vフォー・ヴェンデッタ

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で、その「Vフォー・ヴェンデッタ」に行ってきました。あの「マトリックス」3部作のウォーショースキー兄弟(だったかな?)が手掛け、ナタリー・ポートマンが坊主頭で主演するあれ・・です。

「マトリックス」は2作目、3作目と、どんどん話が暗くなってきて、私などは1作目だけでよかったのに・・と思ってしまったので、今度の作品も正直いうと、あまり観に行く気はしなかった。でも、「傑作」という評もあったので、ついつい。結論的にいえば、やっぱり、これって、アメコミじゃんという感じ。主演はナタリー・ポートマンというよりは、仮面の男「V」で、所詮、Vの復讐劇であって、革命劇ではない。ラストシーンの「V」の仮面をつけた民衆の蜂起は、「スパルタクス」のパクリ。「私がスパルタクスだ」「私もスパルタクスだ」という、あれです。ナタリー・ポートマンの坊主頭にしたって、「エイリアン3」でシガニー・ウィーバーがもうやっちゃってるし、あまり新鮮味なし。そういえば、あの「マトリックス」も「攻殻機動隊」のパクリっぽかったよね。

・・と、あれこれケチをつけてきましたが、映画の出来はまぁまぁで、観ていてたいくつするほどひどくはありません。でも、ナタリー・ポートマンは坊主頭にまでなったのに、あんまり活躍しませんでしたね。


2006-04-26 15:50:12

何で、こんな時間に更新と、お思いでしょうが・・

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秋葉原のオフィスで原稿を書いていて、疲れたので、ちょっと気晴らしにネットにつないだら、また、迷惑メールならぬ、迷惑トラバがどっさり。それを削除したついでに、ブログも更新しています。昨夜というか、今日の朝はついに徹夜。そのまま出社して、原稿書き。家でもブログを更新したのと、何通かのメールを出した以外は原稿を書いていたので、書いている原稿の中身は違うけれど、何だかエンドレスで、原稿書きをしているような・・。

仕事が終わったら、「Vフォー・ヴェンデッタ」でも、観に行こうっと。明日は「中南米マガジン」の打ち上げ、金曜は今秋創刊する新雑誌の会議&飲み会、土曜は水口さんの演奏会・・と、しばらく、映画は見れそうにもないしね。あっ、そうそう、明日の昼、「水の花」の試写会があるんだった。

2006-04-26 02:59:42

5月のメキシコ学勉強会詳報

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メキシコ学勉強会はとにかくメキシコが好き!という人が集まって、おおよそ月1回のペースで、メキシコに関して様々なテーマで話し合う集まりです。話し合うテーマは政治・経済・社会・文化等々、それこそ何でもあり。各人がそれぞれ興味のあるテーマについて調べて発表し、それに基づいてディスカッションしたり、時には外部からゲストをお招きして、そのお話を聞く回もあります。勉強会を通して、自分とは異なった視点からのメキシコや、知らなかったメキシコ、もっと面白いメキシコに出会っていく場になればと、考えています。メーリングリストへの登録会員(無料)になって毎回参加するのも、興味のある回のみに飛び入り参加するのも、自由。皆さんの参加を、是非是非、お待ちしております。
第28回=5月29日(月)午後7~9時
テーマ「コロンビア・フォルクローレ・フェスティバルの旅」
   水口さんのペルー音楽に続くメキシコ音楽との比較研究シリーズの第2弾として、ラテン音楽研究家のアルフレッド大山さんに、フォルクローレを中心にコロンビア音楽について、貴重なビデオ映像をまじえて、お話ししていただきます。是非、ご参加下さい。
会場 千代田区和泉橋区民館5階洋室D
   JR秋葉原駅昭和通り口下車、駅前の昭和通りを岩本町方向に歩き、最初の信号を渡って右折。書泉ブックタワー隣り。駅からから徒歩3分くらいの距離。
発題 アルフレッド大山(ラテン音楽研究家)
会費 各回400円

なお、6月の勉強会は版画家の安藤二葉さんを予定しています。

2006-04-26 02:28:45

やっぱり、トニー・ジャーは凄い!!!

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あの「マッハ!!!!」のトニー・ジャー主演のタイ映画「トム・ヤム・クン」を、新宿で観た。

いかにもチープなタイトルだが、今回はオーストラリア・ロケも決行、スケールも一段とアップ。加えて主演のトニー・ジャーの超絶アクションにもさらに磨きがかかって、ほとんど人間業とは思えないほどだ。

この映画、ストーリィは単純明快。トニー・ジャー演じるゾウ使いの青年が、不法に奪われ海外に持ち出されたゾウを助けるため、単身、オーストラリアに渡り、あとはひたすら戦い続けるだけ。CG等を一切使用せず、ワイヤーとかも使わず、文字通り、ノンストップでくり出すムエタイの超絶技は、神業としかいいようのない前人未踏の境地に達している。それを見て、ただただ驚愕するためにだけつくられたような映画だが、ここまで凄いと文句のつけようがない。

久々に、星五つ(満点)をつけたい。

2006-04-25 19:44:30

昨日のこと

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昨日の深夜というか、今日の早朝に書いた記事ですが、アメブロがメンテナンス中でしたので・・。


昨日は午前中、呼吸器科の定期検査を受け、午後からは業界紙の降版。平行して、某ミニコミ誌に掲載される、私の発言をテープ起こししていただいた原稿へ、手を入れる。
午後7時からはメキシコ学勉強会で、「サポテカ&ミシュテカ文明~オアハカ盆地に花開いたもうひとつの文明~」と題し、1時間半ほど発題。一昨日の夜から昨日にかけて、パソコンが何度もフリーズしたため、心配していたパソコンを使ったスライド・ショーも、なんとかうまくいき、ホッとする。参加者も23名とマズマズ。参加して下さった皆様、どうもありがとうございました。
さて、次回のメキシコ学勉強会は5月29日(月)、ラテン音楽研究家のアルフレッド大山さんに、「コロンビア・フォルクローレ・フェスティバルの旅」と題し、話していただく予定です。もちろん、ビデオの上映付。直接、メキシコに関する発題ではありませんが、水口さんのペルー音楽に続く、メキシコ音楽との比較研究シリーズ第2弾です。どうぞお楽しみに。詳細はまた、後日。

2006-04-24 01:14:03

アンダーワールド・エボリューション&デュエリスト

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・・といいつつも、日曜は徹夜明けでフラフラしながらも、しっかり、映画を2本、はしごして観た。

1本目はケイト・ベッキンセール主演の「アンダーワールド・エボリューション」。太古から現代まで続いてきた吸血鬼一族と狼男一族の永遠の戦いを描いた傑作「アンダーワールド」の続編。黒装束に身を包み、銃を乱射し、剣をふるう主人公の女吸血鬼を演じるケイト・ベッキンセールのかっこよさに益々磨きがかかり、しかも前作のヒットで、スケールもさらにアップした、文字通り、ハードでダークなアクション・ホラー映画に仕上がっている。とにかく、面白い。「イーオン・フラックス」のシャーリーズ・セロンや、「バイオハザード」シリーズや近作「ウルトラ・ヴァイオレット」のミラ・ジョヴォヴィッチの先達は、間違いなく、このケイト・ベッキンセールに他ならない。

もう1本は韓流の「デュエリスト」。こちらは凄腕の刺客と女刑事の禁断の愛を描いた、韓国版時代劇とでもいおうか。そのスタイリッシュな映像美が話題になっているが、完全に監督の自己陶酔に終わっている作品と思う。何より、二人の愛にまったく感情移入出来ないし、したがって、当然、何の感銘もない。正直、観て損をした気分で劇場を出る。

2006-04-24 00:51:43

四苦八苦

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明日というか、日付が変わってもう今日だが、メキシコ学勉強会で「サポテカ&ミシュテカ文明~オアハカ盆地に花開いたもうひとつの文明~」と題する報告をするので、パワー・ポイントに激似の「超五感プレゼン」なるソフトを使って、スライド・ショーの準備に文字通り、四苦八苦の土日だった。というか、ソフトの使い方がサッパリわからず、土曜の夜、書店であわてて「本家」パワー・ポイントの解説書を買ってきて、それを読みながらの、文字通り、泥縄的な徹夜作業となった。でも、日曜の朝にはようやく完成。よかった。よかった。

ということで、24日(月)午後7時~千代田区和泉橋区民館(JR秋葉原駅昭和通り口下車徒歩3分、駅前の昭和通りを岩本町方向へ歩き、最初の信号を渡って右折、書泉ブックタワー隣り)にて、上記のタイトルでしゃべります。ご興味があって、午後7時ごろに秋葉原へ来れる方は、是非、会場へお越し下さい。誰でも参加出来る、気楽な集まりです(会場費400円)。

2006-04-22 01:24:56

「新宿ピカ4」が閉館+「建築のハノイ」を読む

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昨日は映画を観に・・出はなくて、仕事で新宿へ。

前日のブログで書いた史上最低の映画館?「新宿ピカデリー4」の前を通ったら、小さな張り紙。何かなぁと思いつつ読むと、何と「閉館のお知らせ」であった。史上最低の映画館などと書いてはいても、ここで結構、主にBC以下級のホラー映画をたくさん観たなぁ、ここがつぶれてしまうとあとはレイトショー以外では、「銀座シネパトス」くらいしか、もうこの手の映画を恒常的にかけてくれる小屋(映画館)はないだろうなぁ・・と考えて、何だかとても、悲しくなる。もちろん、その手の映画はレンタル・ビデオで観ればいいのだが、私は映画は最初は映画館で観たいと思う、古い人間である。

ところで、仕事が終わってから寄ったジュンク堂新宿店で、「建物のハノイ」(白陽社、2800円+税)という新刊を見つけ、買って、早速、ジュンク堂内にあるカフェで読み始めた。著者は写真家の増田彰久さんと、東大助手の太田省一さんで、増田さんが長年撮りためたハノイを中心にした、主にフランス植民地時代のベトナムの西洋建築の写真に、建築史・アジア都市研究がご専門の太田さんが解説をつけたもの。私の興味は主に、グエン朝以前のベトナムの歴史的建造物とチャンパ遺跡だが、フランス植民地時代の面影を残すハノイの街並みも決して嫌いではなく、よく散策もしたので、とても懐かしく、あっという間にその三分の一ほどを、その場で読んでしまった。

まだ、読了していないが、ベトナムの西洋建築について、これだけ系統的に扱った邦語・邦訳の本は、私の知る限り皆無と思う。ご興味のおありになる方は、是非、読んでいただきたい。


2006-04-21 03:35:36

どーでもいい映画2本

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昨日はまじめに仕事に専念し、仕事が終わってからは、これまたまじめに、自宅に直帰したので、特段、書くことがない。書くことがなければ書かなければいいのだが、最近、観て、正直、感想を書く気にもならなかったので、観たこと自体を記していなかった映画2本を、一応、ご紹介まで・・。

まずは、今日(21日)まで「新宿ピカデリー4」でやっている「カースド」。

監督のウェス・クレイブンは、1作ごとの作品の出来・不出来が極めて激しい人で、「エルム街の悪夢」や「スクリーム」3部作のような傑作ホラーを世に送り出すこともあれば、「壁の中に誰かがいる」のような、まさに箸にも棒にも引っかからないような大愚作も、堂々、世に送り出してしまうという、まさに「奇才」だ。今回の「カースド」は史上最低の映画館??「新宿ピカデリー4」(スクリーンが何とホームシアター並に小さい、しかもあまりにも小さい劇場なので、トイレに行くのには、スクリーンの真横を通らないと行けず、つまり、トイレに行く人がいるたびに、スクリーンに光があたって、映画鑑賞が台無し、「ピカデリー」劇場の真裏にあり、客が入ることを最初から期待していないような造りetc.)での公開ということで、後者であることはあらかじめ、お墨付きをもらったようなもの。で、本当に愚作でした。主演のクリスチィーナ・リッチはもう少し、出る作品を選んで欲しい。これはひどいです。一応、狼男もの。

もう1本は、「新宿ピカデリー4」と並ぶBC以下級ホラー映画の殿堂??「銀座シネパトス」で公開されている、「ドゥーム」。

少しは名の通った役者は、ザ・ロックくらいしか、出ていません。こちらはホラー・ゲームの映画化で、まさに映画ではなくて、観るゲーム。火星を舞台に、化け物やらゾンビもどきやらが、ウジャウジャ登場し、それを文字通り皆殺しにしていくというだけの映画(いや、ゲームか)。ストーリィは「バイオハザード」と檄似です。

いずれも、もうすぐ終わってしまうので、あえて観たいという人は、今すぐ、映画館にGO!


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