「アンフェア the answer」 | 土方美雄の日々これ・・・

「アンフェア the answer」

劇場版としては、確か、第2弾か第3弾。前作が公開されたのが、もう4年も前のことで、正直、ストーリィの細部は、完全に忘れてしまった。しかも、秦建日子の原作シリーズとも、違う展開(現在、原作の第4弾「刑事雪平夏見 愛娘にさよならを」を読んでいるところ)。

2006年にTVドラマとしてスタートし、篠原涼子の十八番となった「アンフェア」シリーズだが、今回が「雪平、最後の事件」とのこと。まぁ、映画のキャッチコピーの「これが最後」というのは、まったくあてにならないし、これまで何度もだまされて、懲りているが、このシリーズに関しては、TVドラマのころからずっと観ているので、本当に、これが最後かどうかは別として、観ることにした。

まぁ、このシリーズ、一番、あやしくなさそな人、雪平が信頼している人が真犯人・・というパターンが、ほぼ確立しているので、「真犯人」を当てるのは楽だ。ストーリィ展開はそれなりにスピーディで楽しめるし、これは、あやしくないどころか、モロあやしい、連続殺人実行犯役の大森南朋は、ものすごい迫力。しかし、ラストの大どんでん返しは、何となくショボイし、スカッと決まっていない。篠原のセクシー・ショットもムダ!!!なだけ。これで「最後」というのは、いくらなんでも・・という気がするのは、私だけ???

一方、先日、放映されたTVシリーズの特番では、雪平の後任役の新人刑事を北野きいが演じていたが、北野は健闘していたが、何だか、主人公の人物設定が「ストロベリーナイト」の姫川玲子そっくりで・・。