つづき

NIPTを受けた私たち

 

これから、私のNIPTに対する解釈を書いていきます。

私は遺伝や医学の専門家ではありません。

私が聞いて、それを解釈し、書いていますので「事実」とは異なるケースもあるはずです。

あくまでも私個人の理解として受け取ってください。

そして、NIPTを検討する場合には必ず専門機関で専門医から正確な説明を受けてください。

 

 

これまでのところで、NIPTでわかること、検査方法、NIPTの限界についてお話してきました。

今回は、NIPTを受けるか受けないかという判断について書きたいと思います。

 

NIPTをめぐり意見の食い違いが発生し、それを発端に離婚を選択するカップルも出ているそうです。

 

私もそうでしたが、婦人科に行って胎児の心臓が動いている音を聞くと、

本当に生きているんだ!という実感があるんです。

その命に対する診断となります。

100人の人がいたら、100通りの考え方があって当たり前です。

 

NIPTを受ける、受けない、結果が陽性だった場合にどうするか、ということについては、

事前に二人で十二分な話し合いが必要です。

そのためには、NIPTに関する正確な知識が必要です。

感情的になっても大切なことを見落としてしまいます。

 

二人が同じ知識をもって初めて、話し合いができる状況になると私は感じました。

婦人科にお母さんが一人で行くケースが多いかと思いますが、

パートナーと一緒に行って、エコーを見て心音も一緒に聞いてほしいなとも思います。

 

 

絶対的な正解なんてありません。

100人いたら、100通りの正解があります。他人がとやかく言うことでもありません。

よって、二人で二人だけの正解を見つける必要があります。

この二人の意見は必ず違う部分があるでしょう。だって別の人間なのだから。

 

大切なのは、

二人がお互いに納得できるまでNIPTについて調べ正しい知識を取り入れること、

それを元に二人が納得できる二人だけの答えを見つけること。

そして、二人で出した答えに自信を持つことです。

 

これがきちんとできれば、その後も様々な困難も同様に乗り越えていけると私は思っています。

 

 

つづく。