ケアマネとは一体、何者か?  柴口 里則のブログ -5ページ目

ケアマネとは一体、何者か?  柴口 里則のブログ

ケアマネージャーとは一体何者か? 
  介護保険制度が生み出した、このバカげた職種をぶった切る

 【あなた、一体、何様なの?】


 あるご利用者様の怒りの声である。


 元大阪市立大学教授の大バカものである、「白澤 政和」が作りだした、「ケアマネジメント」という馬鹿げたシステム。


 こんなトラブルを起こしている。


 それは、ヘルパー上がりのちょっと足りないケアマネさんのやらかした騒動である。



 この足りないヘルパー上がりのケアマネさん。ある利用者の家族に対して


 「現在、奥さんがデイに行っているが、ご主人も家でぶらぶらしているなら、一緒に行ったらどうですか?」


 もちろん、このご主人、身体的にも精神的にも年齢相応の衰えがある以外、要介護には程遠い状況だ。


 この紳士的な御主人、「ぶらぶらしている」に一瞬、「むっ」としたとのことであるが、


 「別にぶらぶらしている訳ではなく、趣味を楽しみながら穏やかな老後をすごしているのに、なぜ」とお尋ねしたところ、


 なんとこのケアマネさん、


 「デイに行かないとぼけてしまいますよ」とのこと。



 ご主人:「・・・・・」。「医学的な根拠はあるのですか?」


 ケアマネ:「ケアマネがそう感じるのですから、言う通りにした方がいいですよ」


 このヘルパー上がりのケアマネさん。医師を通り越して、神様にでもなったつもりなのであろうか?



 法律的にも医学的にも、何にもわからないヘルパー上がりのケアマネさん。

 自身がそう思ったら、すべて正しいと思っているのであろうか?



 このようなケアマネさんが、多くのお年寄りのお荷物になっている現状を白澤政和は分かっているのであろうか?


 「あなた、一体何様なの?」と近くにいた奥さんが怒ったそうですが、


 このヘルパー上がりのケアマネさん、「ああ、わかっていない」と言わんばかりの同情的な表情を残して去って行ったそうだ。


 「わかっていない」のは、どっちなのか?もちろん白澤政和を含めてであるが・・・。


 



 


 


 

 自身はケアマネの有資格者であるが、近いうちに資格を維持するために「更新研修」に参加する。馬鹿げ資格とは言え、おカネを払ってその「更新研修」を受講しないと資格は使えないしくみになっているからだ。


 しかし、自身の場合、32時間と一番短い研修コースが課せられるが、それに参加するにあたり「23,800円」なり~。

 長い時間のコースになると5万円を超えるから良い商売だ。


 しかし、商売のためにこの研修があるのではない。


 実は、この研修で行うことといえば、ケアマネ制度を作った白澤政和というおバカさんの「おままごと」のお相手に過ぎない。

 最初からどんなサービスを利用するか分かり切っているのに、そこにたどりつくまでのストーリーを考える馬鹿げた作業だ。

 これを論理的に説明するのは至難の業だが、これを教える達人、つまり「講師」に選任される人は、民間施設の「施設長クラス」が多い。


 実は、民間施設の「施設長クラス」もおバカさんが多い。研修では、結局のところ自身でも何をしゃべっているのか解らなくなる。

 あたり前だ。白澤政和の馬鹿げたケアマネジメント論など、おままごとにすぎない。論理的に説明できなくなるのは当然だ。

 前回の研修でも、肩を落として帰っていく姿を記憶している講師がいたが、その講師はある施設の施設長だった。


 もっとも施設長になるような人間は、「名誉」を気にするものなのだ。名誉のためには手段や結果を選ばない。

 どれほど嫌な思いをしても「ケアマネ研修の講師に選任された」という名誉にこだわれば、「説明できない論理」の講師になるのは、何も負担にもならないのだろう。


 また、施設長になるには、まずYESマンでなければならない。「YESマンだから施設長になれた」と言うべきかも知れない。が、この「施設長」も名誉なのだろう。

 だから、名誉にこだわるこのおバカさんたちは、要は「研修の講師」という「名誉」を取れれば、後は何でも構わないおバカさんなのである。


 この異常な現状になぜ、国や有識者は何も言わないのだろう。

 白澤政和という大バカ者が作りだした、「ケアマネジメント」という、バカげたお仕事。


 この「ケアマネジメント」という、何ともかっこいい名前のこのお仕事は、実は、誰にでもできる仕事ではない。


 医師や看護師のように、いわゆる「業務独占」の資格が必要だ。だから、ケアマネは、この「資格」がないとできない「崇高なお仕事」なのだ。


 しかしながら、この資格を取るには、高校生の学力でも充分であることは、過去にお話ししました。




 問題なのは、この資格が「国家資格」なのか否か?の点。


 資格証の発行者は、実は、都道府県知事名なのだ。つまりは、県単位の資格なのである。


 では、高校生でも受かるこの「資格試験の問題」は、都道府県によって違うものなのか?・・・といえば、


 その試験は、毎年、同じ日に全国一律の問題で実施される。そして、厚労省よりその統計データが発表される。


 そして、試験実施の実務を取り仕切るのは、都道府県単位の社会福祉協議会。


まとめると、


 試験の総元締めは厚労省。


 資格を発行するのは、都道府県。


 試験実務を仕切るは、都道府県社協。


 何となく、仕事の役割分担が整理されている感じがするが、何とも、わかりずらいしくみ。


 もっとも、ケアマネのお仕事の意味不明の存在意義を考えたら、それもありでしょうか?


 その意味不明のこの仕事をさせる資格の権威を、国、都道府県など、「誰が、権威づけをしても、中身が空」であることには変わりがない。


 実際、この「国家?」資格をもっている人は、たくさんいる。高校生でも合格できる内容ですから、当然です。

 

 だれでも持つことができる資格が、国家資格であろうが、都道府県資格であろうが、どうでもイイことだったか?


 退屈な議論におつきあいいただいてありがとうございました。