ケアマネとは一体、何者か?  柴口 里則のブログ -12ページ目

ケアマネとは一体、何者か?  柴口 里則のブログ

ケアマネージャーとは一体何者か? 
  介護保険制度が生み出した、このバカげた職種をぶった切る

 サービス担当者会議・・・。


 この何とも響きの良い会議は、一体、何を話し合う会議なのか?


 サービス担当者会議は、この制度が、いかに幼稚な発想で考えられているかを示す象徴的なものでもある。


 テキストにおいては、例えばデイサービスを利用する場合、「デイサービスを使ってどのような効果を狙っているのか?を利用者とサービス事業者が共有しなさい」ということなのだ。が、・・・・。


 デイに限らないが、すべてのサービスにおいて、デイやヘルパーなどサービス事業所に話が行く時点で、そのような話は、すでにみんなに通知され了解されていることなのである。


 お家の家族構成は? 介護度は? 何ができて何ができないか?などなど、すでに調査が済んだところで、みんなが集まって、一体何を話合うの?


 だから多くの場合、サービス担当者会議は、1分で終わります。その1分のために、すべての事業所の担当者にご足労いただく心労も、また、ケアマネの辛さです。

 

 ケアマネさん、サービス担当者会議、辛くありませんか?


 ケアマネという馬鹿げた職種が、実は、介護事業所の客集めに悪用されている実態をご存知ですか?


 デイサービス、ヘルパーなど、さまざまな介護サービスの経営者さん・・・。


 理想の介護を目指して事業を始めても、現実には、なかなか客を集めることができずに経営に四苦八苦しているのが現状です。


 そんな中、「ケアマネ」を営業に活用する事業者は、ほぼ100パーセントというのが実感です。

 

 「中立的な介護事業所の紹介」というケアマネの建前があっても、実際には自分のところの併設のデイやヘルパーに客を呼び込むこませることが、常態化しています。

 そして、それをしても、何の「おとがめ」が無いのも、また実態です。


 介護事業所の経営者は、好んで、ケアマネ事業所を併設させて、営業としてケアマネを活用する。


 ケアマネの仕事は、ゴミになる書類を作っては、それを持って訪問し印鑑をもらっているだけです。営業する時間はいくらでもあろうというのが、経営者の判断であり、それが事実です。


 そして、このケアマネという馬鹿げた職種を営業に悪用しても、ケアマネの報酬として、利用者一人につき、月に10,000円から13,000円の小遣いが介護保険からもらえるというから、笑いが止まらない。


 何だかわからなけど、高校生でも合格できる試験に合格して偉くなった気分の新規ケアマネさん。

 しかし、偉くなったのではなく、ただセールスをやらされるでけです。事業主さんと喧嘩しては辞める。

 全国のケアマネ事業所でこれが繰り返されているのもまた実態です。


 だから、毎年、高校生と同レベルの頭脳の持ち主が、新規ケアマネとして排出(輩出?)されても、就職口があるのです。

 ケアマネさん、多くて、年収300万から400万円でしょうが、これでも仕事の内容からしたら、馬鹿げた高給取りです。


 ただゴミになる書類を作って、印鑑をもらっているだけの仕事ですから、そんなに儲けられては、世間が文句を言うでしょうから妥当と言えば妥当なのでしょうが・・・。


 そもそもケアマネそのものの報酬は、居宅ケアマネの場合、1利用者1月10,000円から13,000円。35人担当してもたかが三十数万円。これは、ケアマネの懐に入るおカネではなく、事業所に入るおカネです。そこからコピーや車のリース代、そして、ケアマネ自身の給料を引いたらほとんど残りません。


 ではなぜ、多くの事業所がケアマネ事業所にこだわるのでしょうか?


 それは、ケアマネは、自分のところのデイサービスやヘルパー、あるいはレンタル事業所に、客を呼び込むための営業マン(セールス)として、利用価値があるから、ケアマネ事業所を作るのです。


 さて、その営業の実態とは? 次回のお楽しみ!!!