ケアマネとは一体、何者か?  柴口 里則のブログ -11ページ目

ケアマネとは一体、何者か?  柴口 里則のブログ

ケアマネージャーとは一体何者か? 
  介護保険制度が生み出した、このバカげた職種をぶった切る

 ケアマネを親族代行業と勘違いする、バカ娘、バカ息子がいる。



 ケアマネが、別居している娘や息子に「お母様、ご病気ですよ」とご連絡しようものなら、「何故、病院へ連れていってくれないのですか?」



 ケアマネさん、「・・・・・・・・・」



 しかし、このケアマネさんはまとも。



 本当に車に乗せて、病院へ連れて行くケアマネがいるから、あきれて開いた口がふさがらないが・・・。





 ケアマネは、そもそも、「ケアプランを作る人」ということで考えられた職種だが、介護をするのにそんな「バカ紙」を見る人はいない。

  

 トイレに行けなければ、どうするか?を考えるのは、介護する人。



 トイレに行くのに歩けなければ車いすを使う、トイレの立ち座りに手すりがあれば良いかな?動けなければおむつにする、などなど、これらは半ば生活の知恵である。



 それは家庭の奥さんの家事と同じようなものである。



 ケアマネなどが割り込んできて、指南して、プランなどという「バカ紙」を作ったところで、そんなもの何の役にも立たないことは初めから分かっていたことだ。





 平成25年度に厚労省が「ケアマネの在り方検討会議」という有識者をメンバーにした会議を開催したが、何も結論は出なかった。



 厚労省は、その会議で、本音は「ケアマネなどいらない」という結論を出したかったのであろうが、それをやると大騒ぎになるので、アドバルーンを上げて様子を見たのだろう。



 しかし、やはり、ケアマネを廃止したら業界団体などから反発が出ると判断してあきらめたのだろう。



 今後、戦争でも起こらなければ、このバカげた制度はなくならないのか?

 居宅サービスでの話。


 利用者は、サービスが始まる前に「サービス計画書」なる書類を渡されて、ケアマネ控え分に印鑑を求められる。しかし、それは、計画書ではなく、サービスを利用する「理由書」である。


 もともと、利用者はサービスの内容をある程度知っていて、デイ、ヘルパー、あるいはレンタルを自らの希望で利用を開始する。

 わからなければそれぞれのサービス事業所の窓口や営業の担当者が懇切丁寧に説明してくれる。


 この時点で、ケアマネの存在意義、ゼロである。


 その後、利用者は、デイ、ヘルパー、レンタルなど、それぞれの事業所さんと、仲良くお付き合いをします。


 サービスの内容が変わると、デイなどのサービス事業所から電話がかかってきて、再び、その変更に合わせた、「サービス計画書」を作成する。しかし、それは利用者がサービスを変更した「変更理由書」でしかない。


 サービス利用理由書をつくるだけなら、それぞれのサービス事業所で作れるはずであるが・・・。



 ごみになる書類・・・。これが、サービス計画書であり、サービス理由書であり、これを作っているのが、ケアマネさんである。


 さぞかし、お辛いでしょうに・・・。

 5年経てば、バカでも取れる資格!


 それが主任ケアマネージャーです。


 ただのケアマネージャーでも、一応、筆記テストがあります。例の高校生でも合格できる簡単なものですが・・・。

 主任ケアマネの場合、5年経って研修に参加すれば、居眠りをしていてももらえてしまうのです。


 バカな資格制度を作ったものです。




 更に呆れたのは、厚労省。


 この「バカでも5年経てば取れる資格」を「よいしょ」して、この主任ケアマネに、ただのケアマネが無駄なサービスを利用させていないかをチェックさせているとか?いないとか?


 主任ケアマネだって、事業主から給料をもらっているのですから、併設事業所の売上増進に貢献していることは間違いないはず。

 つまりは無駄なサービスを顧客に勧めることはいくらでも行っているはずなのですが・・・。


 

 ゆとり教育の間違いを直すのに20年かかりました。


 ケアマネというデタラメな制度を治すのに、やはり20年かかるのでしょうか。だとすれば、西暦2020年ころが、正常化の入り口になるのでしょうか?


 しかし、この職種にこだわるおバカさんが、たくさんいるのも事実です。果たして私が生きているいちに、ケアマネを無くすことができるのでしょうか?