平成25年4月より、その年の年末まで、厚労省が主催して学識者を集めて「ケアマネの在り方検討会議」なるものが開催されました。
皆さん、ご存知でしたか?
しかし、「学識者」と言ってものそのメンバーは、大学教授など現場の実態を何も知らない人達ばかり。
地域包括支援センターの職員もメンバーに入ってはいましたが、本当のことは絶対に言わない「Yesマン」だから、選ばれたのでしょうから、全く意味がありません。
ところで、その会議・・・。私も1回、傍聴に行きましたが、めちゃくちゃ。
まず、座長を務めた、ある有名大学大学院の教授。何にも意見がありません。
毎回、メンバーの中から2名ほどが、関連するテーマで発表をしますが、その時間管理を行っているだけ。
しかし、問題になるのは、このメンバーの発表です。
何の意見もない時間管理係のこの座長さんが、何とかの一つ覚えのように毎回「一人10分」と言っても、みんな言われたことを守らない。
普段から欲求不満がたまっているのか、発表者は言いたいことを喋りまくるが、何を言っているのかわからない。
だから、その後の討論の時間では、喋りまくった発表内容とは、全く、関係のないことが議論される。
そもそも、ケアマネなど要らないものであるのは、誰でもわかっていることだが、この学識者諸君は、「ケアマネありき」から、発想が脱皮できない。
結局、ケアマネの受験資格を「国家資格のある人から」という、訳のわからない検討結果が、NHKニュースでも報道されましたが、介護福祉士も国家資格。
しかし、この「介護福祉士」は、ケアマネの試験といい勝負の簡単なテスト。
高校生でも合格できる介護福祉士。この簡単なテストに合格した「国家資格のある人」が、高校生でも合格できるケアマネのテストに合格する。
それで、一体、何が変わるのやら?????